史上最強のFUNK軍団ザップ&FUNKの帝王ロジャーのすべてがここに集結!比類なき才能で駆け抜けた天才ロジャーの軌跡を網羅したグレイテスト・ヒッツ・アルバムがド派手なカラー・ヴァイナル2枚組のアナログ作品で復刻!HIPHOP世代にもサンプリングの宝庫として愛された楽曲がここに!

ロジャー・トラウトマン率いるオハイオのファンク軍団、ザップ。1978年に結成された彼らは、1980年、ブーツィ・コリンズのプロデュースによる1stアルバム『ZAPP』でデビュー。同アルバムから「More Bounce To The Ounce」がR&Bチャート2位を記録し、アルバムもPOPチャートでトップ20に入りゴールドアルバムを獲得した。翌1981年には、ロジャー初のソロアルバム"The Many Facets of Roger"リリース。アルバムに収録されていたマーヴィン・ゲイの「I Heard It Through The Grape Vine」のリメイクは、R&BチャートNo.1となり、こちらもゴールド・アルバムを獲得した。そして1982年、ザップにとっての金字塔的作品『ZAPP II』を発表。R&Bチャート1位を記録した表題通りのダンス曲「Dance Floor」やR&B TOP10ヒットとなった「Doo Wa Ditty (Blow That Thing)」が収録されているこのアルバムは、レイ・デイヴィスの低音ヴォイスとロジャーのトークボックス/ブルース・ハープが映える「ドゥ・ワ・ディティ」などクールネス溢れるファンクが飛び出す傑作となった。
そして1983年に発表された3rdアルバム『ZAPP III』からは、「I Can Make You Dance (Part I)」 (R&B4位)、「Heartbreaker」 (R&B15位)の2大ヒットが誕生。そして1984年にロジャーは、セカンド・ソロ・アルバムとなる『THE SAGA CONTINUES』 を発表し、1985年の『THE NEW ZAPP IV U』ではモダンファンク・サウンドを完璧な形で完成させる。またアルバムから生まれた名曲「Computer Love」は、R&Bチャート8位となっただけでなく、2Pacをはじめ、数多くのラッパー/DJがサンプリングなどで今でも取り上げている。
残念ながらロジャーは1999年、この世を去ってしまったが、ザップ、そしてロジャーのサウンドは、ファンク、R&Bのみならずラップ、HIPHOPなど他ジャンルのミュージシャンに絶大な影響を今も与えている。(1/2)

発売・販売元 提供資料 （2021/05/14）

今回アナログとして復刻されるのは、1993年にリリースされた、ザップとロジャーのソロ・アルバムからのヒット曲、リミックス、さらに新曲を加えた初のベスト・アルバム『ALL THE GREATEST HITS』。R&Bチャートの9位に輝いたこのアルバムは、ザップにとって初となるプラチナム・ディスクを獲得する大ヒットに。またシングルとしてリリースされた新曲「Slow and Easy」はビルボードHOP100シングル・チャートで43位、R&Bシングル・チャートの18位に輝いた。この他新曲として「Mega Medley」が収録されている。史上最強のFUNK軍団ザップ&FUNKの帝王ロジャーのすべてを集結させた本作には、比類なき才能で駆け抜けた天才ロジャーの軌跡が網羅したグレイテスト・ヒッツ・アルバムの登場だ。オレンジ系とピンク系のネオン・カラーの眩いカラー・ヴァイナル2枚組での発売となる。

アメリカでは毎年2月に制定されている、アフリカ系アメリカ人が成し遂げた偉業を振り返り、歴史への貢献と与えた影響を讃える"黒人歴史月間"を祝福して、今年2月にブラック・ミュージックの名盤を復刻してきたRhino Recordsは、時代を超え聴き継がれている偉大なブラック・ミュージックの名盤を引き続き讃えるべく、「黒人音楽月間(Black Music Month)」として6月より伝説たちがのこした数々の作品をリリースしていくこととなった。今回の『ALL THE GREATEST HITS』もその一環でリリースされる。(2/2)

発売・販売元 提供資料 （2021/05/14）

This Dayton, OH, band came to typify swinging, effervescent, and melodic funk in an era when Parliament, Funkadelic, and other outfits were getting bogged down and burned out. Zapp, unlike the other P-Funk units, had their own personality divorced from George Clinton, so much so a listener might not get the connection unless they read the album notes. While both Zapp and Roger had enough hits to make separate greatest hits compilations, All the Greatest Hits works well due to the song inclusions and the level of skill. Zapp's first hit, "More Bounce to the Ounce" with it's hard-hitting funk with jazzy underpinnings, set the template. Tracks from Roger Troutman's solo debut, like the great "Do It Roger" and a cover of "Heard It Through the Grapevine," seemed to sap the strength from the Zapp name, although the band was on them too. Zapp's 1983 near-classic "Heartbreaker 1 and 2" still amazes with its minimal, lean sound. The synth-based sound also served Troutman well on the mid-'80s solo hit "In the Mix" and Zapp's ballad "Computer Love." As the Zapp never did regain its commercial footing by the late '80s, Roger fared better solo and turned in the romantic ballad and surprise hit "I Wanna Be Your Man." All The Great Hits diminishes its appeal by adding disposable tracks like "Curiosity '93 (Remix)" and the live "Midnight Hour-Live '93 (Remix)." While the hits are indeed here, a fan could just as easily obtain a 1980-84 album of Zapp or Roger to get a better sense of the importance of the music. ~ Jason Elias

Rovi