1971年にキース・ジャレットはマイルス・デイヴィスのバンドに加入する。この時点ではチック・コリアに次ぐセカンド・キーボード・プレイヤーとしてオルガンを担当するが、チック・コリアの脱退に伴いメイン・キーボード・プレイヤーとしてエレクトリック・ピアノとオルガンを担当しツアーに参加する。そしてヨーロッパ・ツアーを行う中、1971年11月9日ノルウェーのオスロでのコンサートのサウンドは地元のテレビ/ラジオ局の番組として収録・放送される。このラジオ放送時の音源を使用してのリリースである。
当日のセット・リストは全7曲でこのライヴ・アルバムはその全貌を収録している貴重なアーカイヴである。エレクトリック・サウンドと8ビートで疾走するマイルス・デイヴィスのサウンドをキーボードで支えるキース・ジャレットのパフォーマンスは、前任者のチック・コリアとも異なるアプローチで新鮮な輝きをもたらす。他の6人のメンバーもマイルス・デイヴィスが起用しただけに息を?むハイ・テンションなパフォーマンスでサポート。この時代のマイルス・デイヴィスのサウンドを体感できると同時に、キース・ジャレットのミュージシャンとしての歴史の一端を知ることが出来るライヴ・アルバムだ。

輸入盤国内仕様＜日本語帯、英文ブックレット対訳付き＞

マイルス・デイヴィス(tp)
キース・ジャレット(kbds)
ゲイリー・バーツ(sax)
マイケル・ヘンダーソン(b)
レオン・チャンクラー(ds)
ドン・アライアス(perc)
ジェームズ・エムトゥーメ(perc)

発売・販売元 提供資料 （2021/06/29）