Jazz
CD
HELSINKI, FINLAND Nov 1, 1967
開催期間:2024年7月18日(木)0:00~7月20日(土)23:59まで![※期間中のご予約・お取り寄せ・ご注文が対象 ※店舗取置・店舗予約サービスは除く]
商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年01月26日 |
---|---|
規格品番 |
EGHO-009 |
レーベル |
|
SKU |
4589767513276 |
作品の情報
商品の紹介
★マイルス・デイヴィスの未発表ライヴ・シリーズ
★1960、1964、1967年と3回に分けて連続発売!
★Eternal GroovesのJAZZレーベル"Howlin'"からリリース
生誕95周年・没後30周年、帝王の歴史的名演が甦る!
監修/ライナー:小川隆夫
]
★1967年11月1日のフィンランド・ヘルシンキ公演。
★トレーンに捧ぐ。アコースティック時代、最後の欧州ツアー。
★放送マスターから高音質で収録。
マイルス・デイヴィス・クインテット、1967年の欧州ツアーから、近年発掘された高音質マスターから、11月1日のフィンランド・ヘルシンキ公演を収録。アコースティック・ジャズの最高到達点に登りつめた、このクインテット。以降の「エレクトリック」へ突入する直前の臨界点から、フリーに接近しつつも、ハイ・テンションなむき出しの演奏。ジャズ史に刻まれた歴史的演奏だ。
以下、監修の小川隆夫による『マイルス・デイビス大事典』(シンコーミュージック・エンタテイメント刊)から氏のテキストを引用しよう。
1967年は、マイルスにとって出会いと別れの年でもあった。出会ったのは、81年になって結婚する女優のシシリー・タイソンだ。もうひとつは悲しい別れである。マイルスにとって予期せぬことだったが、67年7月17日、ジョン・コルトレーンが肝臓癌の悪化から急逝した。独立する際にゴタゴタはあったがマイルスは、コルトレーンを音楽家として、同じアフリカ系アメリカ人として、そしてひとりの人間として尊敬していた。
しかし、盟友の死という悲しい出来事に襲われても、自身の音楽をさらなるものに発展させたい気持ちは失せなかった。しばらく前から、マイルスの音楽はコルトレーンに通じるフリー・ジャズ寄りのものになっていた。
今回のツアーでも、アヴァンギャルドな要素が演奏の主体を占めている。
マイルスにとってコルトレーンの存在は別格だった。それだけに、この喪失感には計りしれないものがあった。このとき、多くの都市でマイルスとステージを分かち合ったのは、コルトレーンの後継者と目されていたアーチー・シェップ(ts)のクインテットだ。思えば、コルトレーンとのクインテットで最後にツアーしたのが60年春のヨーロッパだった。各地を回りながら、マイルスの胸にはどんな思いが去来したのだろうか?
シェップも、コルトレーンへの思いを秘めてのツアー参加だった。それだけに、今回のツアーでは、どの都市の演奏も壮絶を極めるものになった。マイルスの音楽は創造性のピークに達していた。こうなれば、あとは次なる目的地に向かうだけだ。それが帰国後に始まるエレクトリック楽器の導入である。この演奏は、その直前に残された、純然たるアコースティック時代の最後を記録したものだ。
Getty Images写真使用ジャケット。
Eternal Groovesの"Howlin'"シリーズから登場!
★1960、1964、1967年と3回に分けて連続発売!
★Eternal GroovesのJAZZレーベル"Howlin'"からリリース
生誕95周年・没後30周年、帝王の歴史的名演が甦る!
監修/ライナー:小川隆夫
]
★1967年11月1日のフィンランド・ヘルシンキ公演。
★トレーンに捧ぐ。アコースティック時代、最後の欧州ツアー。
★放送マスターから高音質で収録。
マイルス・デイヴィス・クインテット、1967年の欧州ツアーから、近年発掘された高音質マスターから、11月1日のフィンランド・ヘルシンキ公演を収録。アコースティック・ジャズの最高到達点に登りつめた、このクインテット。以降の「エレクトリック」へ突入する直前の臨界点から、フリーに接近しつつも、ハイ・テンションなむき出しの演奏。ジャズ史に刻まれた歴史的演奏だ。
以下、監修の小川隆夫による『マイルス・デイビス大事典』(シンコーミュージック・エンタテイメント刊)から氏のテキストを引用しよう。
1967年は、マイルスにとって出会いと別れの年でもあった。出会ったのは、81年になって結婚する女優のシシリー・タイソンだ。もうひとつは悲しい別れである。マイルスにとって予期せぬことだったが、67年7月17日、ジョン・コルトレーンが肝臓癌の悪化から急逝した。独立する際にゴタゴタはあったがマイルスは、コルトレーンを音楽家として、同じアフリカ系アメリカ人として、そしてひとりの人間として尊敬していた。
しかし、盟友の死という悲しい出来事に襲われても、自身の音楽をさらなるものに発展させたい気持ちは失せなかった。しばらく前から、マイルスの音楽はコルトレーンに通じるフリー・ジャズ寄りのものになっていた。
今回のツアーでも、アヴァンギャルドな要素が演奏の主体を占めている。
マイルスにとってコルトレーンの存在は別格だった。それだけに、この喪失感には計りしれないものがあった。このとき、多くの都市でマイルスとステージを分かち合ったのは、コルトレーンの後継者と目されていたアーチー・シェップ(ts)のクインテットだ。思えば、コルトレーンとのクインテットで最後にツアーしたのが60年春のヨーロッパだった。各地を回りながら、マイルスの胸にはどんな思いが去来したのだろうか?
シェップも、コルトレーンへの思いを秘めてのツアー参加だった。それだけに、今回のツアーでは、どの都市の演奏も壮絶を極めるものになった。マイルスの音楽は創造性のピークに達していた。こうなれば、あとは次なる目的地に向かうだけだ。それが帰国後に始まるエレクトリック楽器の導入である。この演奏は、その直前に残された、純然たるアコースティック時代の最後を記録したものだ。
Getty Images写真使用ジャケット。
Eternal Groovesの"Howlin'"シリーズから登場!
発売・販売元 提供資料
(2022/01/24)
収録内容
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:48:18
ニュース & 記事
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販売価格(税込)
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