フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年10月26日 |
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規格品番 |
GS2249 |
レーベル |
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SKU |
4909346311480 |
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
■制作者より
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズとして2017年に発売したケルテス&ウィーン・フィルの「新世界より」(GS-2159)は、またたく間に完売してしまいました。それをそのまま再プレスすることも検討しましたが、永遠の名盤にふさわしい音質を獲得するためにも、全行程をプロ用の機器により最初からマスタリングをやり直すことにしました。結果は大正解だと思います。また、解説書も前回とは大幅に内容を変えています。(平林直哉)
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
【演奏】
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
セッション録音
1961年3月22-24日
ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:
Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
-
1.[CD]
ケルテス指揮の新世界はやはり最高です。緊張感ある演奏で、特にティンパニーの響きは上手く再現しています。
2017年発売のGS-2081と、今回発売されたたGS-2249を比較しました。前者はAAD、後者はADDと表記されています。
一聴して、ヒスノイズが聴こえなくなったこと、音の立ち上がりがよくなったこと、弦の音がややしなやかになったことが改善点としてあげられます。一方、強い音の前後にゴースト現象が起きていることが分かります。たとえば、第1楽章終結部のあとなど顕著です。さらに、全体に音が鋭くなった感じがして、私の装置では前者の方が心地よく聴けます(もっと高級な装置で聴けば、印象はかわってくるかもしれません)。
気になるのは音源です。前者では、L 80120という米国ロンドン・レーベルで発売されていたオープンリール・テープを使用と書かれているのに対し、後者は、プライベート・アーカーブのオープンリール・テープと書かれています。ということは、音源に用いたテープは異なるということですね。私としては、音源は同じで、マスタリング機器を変更したものと思っていたので、少しがっかりです。プライベート・アーカイブということは、テープの元の持主がLPレコードからダビングしたということでしょうか? だとすると、先に書いたゴースト現象も納得です。これはLPに起因しているのかもしれません。
以上、気になった点をかきましたが、平林直哉氏のLPやテープからのCD制作についてはいつも出来上がりが素晴らしく、クラシック音楽愛好家としては、感謝しております。
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