フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年06月10日 |
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規格品番 |
7559791189 |
レーベル |
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SKU |
4943674353620 |
ドイツの現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター(1932-)と、ドイツの映画製作者コリーナ・ベルツ(1955-)との2017年の共同製作した抽象映画「ムービング・ピクチャー(946-3)」に、スティーヴ・ライヒが音楽を作曲したコラボレーション。2019年4月にニューヨークの文化センター「The Shed」で初演が行われました。リヒターは抽象絵画のコンピューター画像を繰り返し分割してミラーリングし、作品をさらに抽象化し、色の無地の帯で終わらせます。ここに付けたライヒの音楽は、ライヒの厳格なミニマル音楽の構造を保ちながら、リヒターの視覚的変化を反映させ、4~16分音符パターンに変化し、次に8、16へと変化していきます。フィルムのピクセル数が増えるにつれて、4分音符になります。フィルムの途中で、画像が512から1064ピクセルに変化し、画像が大きくなり、より「生き物」のようになっていきます。音楽は逆に遅くなります。その後、ピクセル数が減少し始めると、音楽はより速い8分音符、次に16分音符に戻ります。この音楽を、2020年にバリのフィラルモニ・ド・パリで上演した、ブーレーズがフランスに設立した現代の室内楽の最高峰「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」が初録音したアルバムです。
ワーナーミュージック・ジャパン正規輸入品のみ前島秀国 氏による、書き下ろし日本語解説書・日本語帯付き
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 1枚
スティーヴ・ライヒ Steve Reich (1936-)
《ライヒ/リヒター》 Reich/Richter
I: Opening 9.08
II: Paterns & scales 10.03
III: Cross fades 12.53
IX: Ending 4.34
【演奏】
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
Ensemble intercontemporain
ジョージ・ジャクソン(指揮)
George Jackson (Conductor)
【録音】
2020年3月7日
フィラルモニ・ド・パリ、グランド・サル・ピエール・ブーレーズでのライヴ
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1.[CD]
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映像と音楽が並走するゲルハルト・リヒターとスティーヴ・ライヒのコラボ作品。この録音はNY初演後、パリでの上演を録音したとプレスリリースにある。この作品がどういうものかはライヒの対談集《Conversations》で本人が語っているが、興味深いのは画素数とパルス、あるいはテンポの関係だ。映像の画素数が増えると音楽のテンポが遅くなる。ある意味、これはライヒの初期作品の《Four Organs》のような構造だ。小節数の増減とオルガンのパルスの密度の変化の関係に似ている。こうして音の密度から音楽の速度、作品の構造を考えてみるとクセナキスとライヒが妙に近づく!
intoxicate (C)高見一樹タワーレコード (vol.158(2022年6月20日発行号)掲載)
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