フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年08月26日 |
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規格品番 |
9029634015 |
レーベル |
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SKU |
190296340154 |
現代最高峰のジャズ・ドラマーの一人、アントニオ・サンチェス。メキシコ出身、現在はニューヨーク・シティを拠点に活躍する彼は、ゲイリー・バートン、チック・コリア、マイケル・ブレッカーやチャーリー・ヘイデンなどの巨匠から起用され、またパット・メセニー・グループの一員として2002年以来、アルバムやツアーでパット・メセニーと活動を共にしている。また2014年には、アカデミー賞受賞作アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督最新映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のサウンドトラック・スコアを手掛けたことも話題を集めた。
そのサンチェス自らが“かつてない実験的なプロジェクト"と語るのが、2017年にリリースしたソロ。アルバム『BAD HOMBRE』である。グラミー賞にもノミネートされたそのアルバムは、彼自身が全てを手掛けた、ドラムソロにエレクトロなモチーフやヴォイスを重ね合わせて多重録音したアグレッシブな作品だ。(1/2)
前作『BAD HOMBRE』の制作時期がちょうと2016年秋のアメリカ大統領選と重なっており、トランプ前大統領が打ち出していた移民政策やメキシコ国境に壁を作るなどの政策に怒りとフラストレーションを抱えていたサンチェスだったが、時がたつとともに、彼の怒りは変容し、クリエイティヴな壁を打ち破り新しい音楽的領域を征服することにシフトしていったという。その『BAD HOMBRE』から約5年――世界の状況も大きく変化した。その中でサンチェスは世界中から集まったミュージシャンたちの声と視点をひとつにした、魅惑的で多彩な音楽的冒険を完成させた。数年前からずっと彼が自身の中で孕み、温めてきた壮大な傑作『SHIFT(BAD HOMBRE II)』がようやくその産声を上げるのだ。(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:05:28
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1.[CD]
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1.Opening feat. Ignacio Lopez Tarso
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2.Eh Hee 2.0 feat. Dave Matthews & Pat Metheny
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3.Mi Palabra feat. Ana Tijoux
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4.The Bucket feat. Becca Stevens
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5.I Think We’re Past That Now feat. Trent Reznor & Atticus Ross
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6.Alambari feat. MARO
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7.Doyenne feat. SONICA
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8.Risa de Mujer feat. Lila Downs
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9.Trapped (Red Room) feat. Thana Alexa
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10.Comet, Come to Me feat. Meshell Ndegeocello
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11.Waiting feat. Antonio Sanchez
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12.Risa de Mujer (Interlude) feat. Lila Downs
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13.El Agua y la Miel feat. Silvana Estrada
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14.Suspended Animation feat. Kimbra
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15.M-Power feat. Rodrigo y Gabriela
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16.Closing feat. Ignacio Lopez Tarso
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パット・メセニー・グループの演奏ではその凄まじいテクニックに世界中の音楽ファンが驚愕、さらにドラム演奏のみで手掛けたアカデミー賞作品賞の映画『バードマン~』の音楽で更なる高みへと昇り詰めた現代最高峰のドラマー、アントニオ・サンチェス。久々の登場となるリーダー・アルバムは2017年作『バッドオンブレ』の続編であり、多国籍で豪華なゲストがズラリと参加。サンチェスの溢れる創造力を注ぎ込んだ刺激的な音実験が繰り広げられています。映画ファンにも聴き逃せない、トレント・レズナー&アッティカス・ロスというコンビとのコラボレーションも強烈。
intoxicate (C)谷本真悟タワーレコード (vol.159(2022年8月20日発行号)掲載)
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