音楽的魅力がヘヴィ・メタルの枠を超えている事を証明する傑作
不死身のMADMAN始動!前作のスタイルを踏襲し、さらなるアップグレードを目指した内容となった本作は、オジーに敬意を表して結集したアーティスト(ジェフ・ベック、トニー・アイオミなど)が参加。ヘヴィ・メタルの枠を優に超えた、オジーの音楽的魅力を収めた作品。(2022年作品)
タワーレコード(2024/06/26)
ヘヴィ・メタルの帝王="MADMAN"オジーの新作は超豪華布陣!不死身のMADMAN始動!10年ぶりに発表した2020年のアルバム『オーディナリー・マン』が全米・全英共に3位という過去最高位を記録、まさに"ヘヴィ・メタルの帝王"たる貫禄を見せつけたオジー・オズボーン。同時にそれは、以前バイク事故で負った怪我の後遺症や長年患うパーキンソン病といった常に付いて回る困難を抱えながらも、オジーのアルバム制作にかける執念が70代とは思えぬ凄まじさであることを物語っている。ジューダス・プリーストとのツアーも再三延期となったこの2年半、オジーは前作発表時には早くもスタジオ入りし、次々と新曲を完成させていた。プロデューサーには「相性が抜群に良かった」とオジーが絶賛するアンドリュー・ワット(21年グラミー賞「最優秀プロデューサー賞」受賞)が再び起用されている。本作『ペイシェント・ナンバー9』(=患者番号9)は前作のスタイルを踏襲し、さらなるアップグレードを目指した内容となっている。 (C)RS
JMD(2022/08/19)
ヘヴィ・メタルの帝王="MADMAN"オジーの新作は超豪華布陣!
不死身のMADMAN始動!10年ぶりに発表した2020年のアルバム『オーディナリー・マン』が全米・全英共に3位という過去最高位を記録、まさに"ヘヴィ・メタルの帝王"たる貫禄を見せつけたオジー・オズボーン。同時にそれは、以前バイク事故で負った怪我の後遺症や長年患うパーキンソン病といった常に付いて回る困難を抱えながらも、オジーのアルバム制作にかける執念が70代とは思えぬ凄まじさであることを物語っている。
ジューダス・プリーストとのツアーも再三延期となったこの2年半、オジーは前作発表時には早くもスタジオ入りし、次々と新曲を完成させていた。プロデューサーには「相性が抜群に良かった」とオジーが絶賛するアンドリュー・ワット(21年グラミー賞「最優秀プロデューサー賞」受賞)が再び起用されている。
本作『ペイシェント・ナンバー9』(=患者番号9)は前作のスタイルを踏襲し、さらなるアップグレードを目指した内容となっている。オジーに敬意を表して結集したこれらアーティストの顔ぶれを見れば、オジーの音楽的魅力がヘヴィ・メタルの枠を優に超えていることがわかるだろう。"全てのロック・ファン必聴"とはこのことだ。
発売・販売元 提供資料(2022/07/01)
前作に続いてプロデューサーにアンドリュー・ワットを招いた13枚目のアルバムは、豪華ギタリストとの競演が最大の聴きどころ。ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、トニー・アイオミに加え、ザック・ワイルドも複数曲で豪快なフレーズを炸裂させている。そんな個性の際立つギター陣に一歩も譲らず、卓越したメロディーを歌い上げるオジーの魔性の歌声は素晴らしいの一言だ。スリリングな化学反応を存分に楽しんでほしい。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.466(2022年9月25日発行号)掲載)