ジャズと様々なジャンルをシームレスに融合させたサウンドでシーンをリードするUKのクインテット、エズラ・コレクティヴ。名門パルチザン・レコードより、待望のセカンド・アルバム『ホェア・アイム・メント・トゥ・ビー』をリリース。
Ezra CollectiveはPartisan Recordsからニュー・アルバム『Where I'm Meant To Be』をリリースする。
『Where I'm Meant To Be』は、Ezra Collectiveのハイブリッド・サウンドと洗練された集団としての個性を昇華させた作品だ。Thelonious Monkの『Underground』をモチーフにしたアルバム・ジャケットをはじめ、楽曲はクールな自信と明るいエネルギーに満ちている。アンサンブル・パート間でのコール・アンド・レスポンスによる会話に満ちたこのアルバムは、長年ステージ上で共にインプロヴィゼーションを行ってきた成果である。
Sampa The Great、Kojey Radical、Emile Sande、Nao等も参加したこのアルバムは、汗に満ちたダンス・フロアと夏のディナーのサウンドトラックを等しく明るくする。バンドの2019年デビュー・アルバム『You Can't Steal My Joy』は、ジャズの繊細さとクラシックなサウンドをアフロビート、ヒップホップ、ダンスホールのリズムとシームレスに融合させたサウンドで、イギリスでのジャズ復活の中、彼らを最もエキサイティングなアクトの1つとして確立させた。結果、Rolling Stone、Pigeons & Plane、The New York Times(London)は注目すべき新進バンドのひとつとして、彼らを取り上げた。
発売・販売元 提供資料(2022/09/29)
ジャズと様々なジャンルをシームレスに融合させたサウンドでシーンをリードするUKのクインテット、エズラ・コレクティヴ。名門パルチザン・レコードより、待望のセカンド・アルバム。 (C)RS
JMD(2022/09/21)
多種多様なジャンルの坩堝と化している南ロンドン・シーンにおいて中心的存在のクインテットが名門パルチザンから放つ3年ぶりの2作目。多民族集団でもある彼らの特徴はジャズと各々のルーツ音楽をハイブリッドした音楽性で、アフロ、ラテン、ブラジル、さらにはヒップホップやブロークンビーツなども幅広く融合し、極めて明解なダンス・サウンドに仕上げている。MCのサンパ・ザ・グレイトを迎えたアフロ・サンバなトライバル・グライム"Life Goes On"、汗が飛び散る勝利の舞"Victory Dance"、ルードでヘヴィーなスカ・キラー"Ego Killah"など、どこを切り取っても2020年代のムードが溢れ出す。コージェイ・ラディカルやネイオらが客演。モンクの名盤を模したアートワークにも風格が漂う。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.468(2022年11月25日発行号)掲載)
多様なジャンルをシームレスにジャズるロンドンの5人組エズラ・コレクティヴ2022年作。コレオソ兄弟(ds,b)を中心に、共演/参加作やソロ作も活発なジョー・アーモン・ジョーンズも在籍するハイブリッド且つ洗練された音楽集団の本作にはサンパ・ザ・グレイト、コージー・ラディカルも参加。モンクの『Underground』を引用したジャケ写やアンサンブル/コール・アンド・レスポンス/インプロヴィゼーションの深化/進化は、イギリスでの新世代によるジャズ再復権後の彼らと様々な状況/環境下で抗う私達にタイトルでも掲示した重要作。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.160(2022年10月10日発行号)掲載)