"FUJI ROCK FESTIVAL2021"で鮮烈なデビューを果たしたGEZAN With Million Wish Collective名義でのNEW ALBUM。データ化され、取捨選択される時代に、人間が持つ変えの利かない声をテーマに制作された、トライバルパンクの最先鋭形。輪唱やボイスなど複数のレイヤーを編み込み、独自のシームレスでもってアルバムという形態に一つの生命体「あのち」を浮かび上がらせる、ファンタジーとドキュメンタリーを行き来する音響絵巻。3年ぶり6枚目のFULL ALBUM。 (C)RS
JMD(2023/02/10)
『狂(KLUE)』から3年ぶりとなる、ニュー・アルバムが遂にリリース決定!!!!
FUJI ROCK FESTIVAL2021で鮮烈なデビューを果たしたGEZAN With Million Wish Collective名義でのNEW ALBUM『あのち」』。データ化され、取捨選択される時代に、人間が持つ変えの利かない声をテーマに制作された、トライバルパンクの最先鋭形。輪唱やボイスなど複数のレイヤーを編み込み、独自のシームレスでもってアルバムという形態に一つの生命体「あのち」を浮かび上がらせる、ファンタジーとドキュメンタリーを行き来する音響絵巻。3年ぶり6枚目のFULL ALBUM。土着と宇宙の間を点滅するカバーイラストにIzumi Kato。Recording & Mixing engineerには前作に続き、現在、GEZANのライブのオペレーションも行っているDUB界の巨匠、内田直之が行っており、混乱する時代にカウンターを放つ現行オルタナティブの一つの到達点である。
発売・販売元 提供資料(2023/02/08)
GEZAN3年ぶりのニュー・アルバムは、2021年のフジロックで初めて姿を現した異形の聖歌隊・Million Wish Collectiveとの連名作。全編でフィーチャーされる合唱コーラス、ハードコアとフリージャズの熱量を併せ持ったハイエナジーなバンド演奏を組み合わせ、エンジニアの内田直之によるダビーなミックスで仕上げられた壮絶な音響絵巻は、混沌を極める現代社会の映し鏡だと言っていいだろう。しかし、ただカオティックなだけではなく、声のみでトラックを構築した"TOKYO DUB STORY"、ゴスペルチックな"萃点"、アフロ・パーカッションを用いた"The Third Summer of Love"など、多彩なアプローチとユーモアのセンスはこのバンドならでは。聴き手の能動性を刺激する、怒りと光のシュプレヒコール。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.470(2023年1月25日発行号)掲載)