フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年04月05日 |
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規格品番 |
5419794886 |
レーベル |
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SKU |
5054197948862 |
透明感ある澄んだ可憐な声と完璧なコロラトゥーラを併せ持つフランスの歌姫サビーヌ・ドゥヴィエル。キャリア初期はバロック・オペラの歌い手として活躍していた彼女(本人が好んで演奏していたのだとか)、実はレパートリーは大変幅広く、とりわけラヴェルとドビュッシーは彼女の必須アイテムなのだそう。
そんなドゥヴィエルのこのアルバムは、モーツァルトとリヒャルト・シュトラウスの歌曲集。2人の作曲家の作品を絶妙に配置し、一連の流れによる心象世界を魅せてくれます。彼女の歌はどこまでも優しく美しく、「夕べの想い」、「万霊節」やヴィルデ・フラングがすすり泣くようなヴァイオリンを奏でる「明日」などのしっとりとした抒情的な歌では往年の名歌手ルチア・ポップを彷彿させる品格ある歌唱を聞かせます。もちろん「アモール」などの技巧的な歌では煌めくようなコロラトゥーラを駆使し本領を発揮。「ときめく心」でのちょっと茶目っ気あるカッコウの声の模倣も、いかにドゥヴィエルらしい表現といえるでしょう。
マチュー・ポルドワはこれまでにマイケル・スパイアーズやマリーナ・レベカら数多くの歌手たちと共演、高く評価されているピアニスト、歌唱指導者。ドゥヴィエルとは2019年からリサイタルを行い、カーネギー・ホール、ウィーン楽友協会、ウィグモア・ホールなど各地で好評を博しています。
※ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説、歌詞訳付き。
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:06:25
1) モーツァルト:おいで、いとしのツィターよ K.351
2) R.シュトラウス:夜(「最後の花びら」からの8つの歌 Op.10-3)
3) モーツァルト:子供の遊び K.598
4) R.シュトラウス:何もなく(「最後の花びら」からの8つの歌曲 Op.10-2)
5) R.シュトラウス:セレナーデ(6つの歌 Op.17-2)
6) R.シュトラウス:森の喜び(8つの歌 Op.49-1)
7) R.シュトラウス:わが子に (6つの歌 Op.37-3)
8) R.シュトラウス:明日 (4つの歌 Op.27)
9) モーツァルト:孤独に寄す K.391
10) モーツァルト:鳥たちよ、毎年 K.307
11) R.シュトラウス:ときめく心 (3つの歌 Op.29-2)
12) R.シュトラウス:アモール (ブレンターノの詩による6つの歌 Op.68-5)
13) R.シュトラウス:矢車菊 (乙女の花 Op.22-1)
14) R.シュトラウス:芥子の花 (乙女の花 Op.22-2)
15) R.シュトラウス:きづた (乙女の花 Op.22-3)
16) R.シュトラウス:睡蓮 (乙女の花 Op.22-4)
17) モーツァルト:すみれ K.476
18) モーツァルト:クローエに K.524
19) R.シュトラウス:万霊節(「最後の花びら」からの8つの歌 Op.10-8)
20) R.シュトラウス:冬の霊感 (5つの歌 Op.48-4)
21) R.シュトラウス:私の心は迷う (5つの歌 Op.48-2)
22) R.シュトラウス:響け! (5つの歌 Op.48-3)
23) モーツァルト:夢に見る姿 K. 530
24) モーツァルト:夕べの想い K.523
【演奏】
サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
マチュー・ポルドワ(ピアノ)
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン:Tr.8)
【録音】
2023年7月、Salle Liebermann, Opera de Paris (Tr1-7, 9-24)
2024年1月5日、Riffx 1, Seine Musicale (Tr.8)
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1.[CD]
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1.Komm, liebe Zither, komm K.351
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2.Die Nacht TrV 141/3
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3.Das Kinderspiel K.598
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4.Nichts TrV 141/2
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5.Standchen TrV 149/2
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6.Waldseligkeit TrV 204/1
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7.Meinem Kinde TrV 187/3
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8.Morgen! TrV 170/4
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9.An die Einsamkeit K.391
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10.Oiseaux, si tous les ans K.307
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11.Schlagende Herzen TrV 172/2
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12.Amor TrV 235/5
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13.Madchenblumen TrV 153~Kornblumen
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14.Madchenblumen TrV 153~Mohnblumen
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15.Madchenblumen TrV 153~Epheu
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16.Madchenblumen TrV 153~Wasserrose
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17.Das Veilchen K.476
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18.An Chloe K.524
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19.Allerseelen TrV 141/8
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20.Lieder TrV 2022~Winterweihe
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21.Lieder TrV 2022~Ich schwebe
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22.Lieder TrV 2022~Kling!...
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23.Das Traumbild K.530
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24.Abendempfindung K.523
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ドゥヴィエルがついにモーツァルトとシュトラウスの歌曲を録音しました。モーツァルトもシュトラウスもその歌曲はもう星の数ほどの名盤があります。ドゥヴィエルにとっては「挑戦」ではなかったか、と、思いますが、録音を聴く限り気負ったところもなく、持ち前の良く伸びる透明なその声で歌いあげていて、本当に素晴らしい一枚に仕上がっていると思います。録音を聴いていてふと思いましたが、声の出し方がかのルチア・ポップに似ていると感じました。特にシュトラウス。シュトラウスと言えば、この一枚には私の大好きなMorgen!が入っているのですが、これは本当に素晴らしい!今まで多くの歌手のこの歌を聴いてきましたが、一番のお気に入りになりました。ですが、もう一つお気に入りの歌のStandchenでは、もう一つ踏み込んだ官能美を聴きたいとも思いました。この方は敬虔に祈るような歌が似合いますね。ですから万霊節も本当素晴らしかったです。面白いなと思ったのが、モーツァルトがシュトラウスとそれほど違って聴こえなかったこと。シュトラウスに似ているというのでしょうか、いえ、本当はシュトラウスがモーツァルトに似ている、というべきなのだろうと思うのですが、この録音を聴いている限り、やはりモーツァルトがシュトラウスに似ている、と言いたくなります。歌の軸がシュトラウスの方に立っているのでしょうかね。全てにおいて満足とまではいかなかったですが、この一枚は本当に素晴らしい!多くの名盤の中にあって、しっかりとその存在を示すことが出来る一枚だと思いました。録音はEratoらしく音の生々しさと音楽的なプレゼンスのバランスが秀逸、伴奏を務めるポルドワの素晴らしさも特筆しておきたいと思います。将来ドレイクのように育ってくれるでしょうか。
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