トム・ヨーク × ジョニー・グリーンウッド × トム・スキナー
飽くなきクリエイティビティと芸術性が爆発した3rdアルバムをリリース!
トム・ヨーク x ジョニー・グリーンウッド x トム・スキナーによるバンド、ザ・スマイルが飽くなきクリエイティビティと芸術性が爆発した3rdアルバム『Cutouts』を〈XL Recordings〉からリリース。
2022年6月に破格の1stアルバム『A Light for Attracting Attention』で鮮烈なデビューを飾り、2024年1月には、Pitchforkに「現時点でのベストアルバム」と評されたほか、The Needle Drop、Consequence、Brooklyn Vegan、Treblezine、Spinといったメディアからも素晴らしい賞賛を受け、UKアルバム・チャートで3位にチャートインした2ndアルバム『Wall of Eyes』をリリースしたザ・スマイル。2ndアルバムと同年10月にリリースするのがこの3rdアルバム『Cutouts』である。
本作は、OxfordとAbbey Road Studiosで『Wall Of Eyes』と同じ時期にレコーディングされ、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラによるストリングスのアレンジメントがフィーチャーされている。プロデューサーは『Wall of Eyes』やトム・ヨークのソロ最新作『Confidenza』、レディオヘッド『A Moon Shaped Pool』などをこれまで務めてきたサム・ペッツ・デイビーズが担当し、マスタリングは『Wall of Eyes』と同じグレッグ・カルビが起用されている。また、アルバム・アートワークはスタンリー・ドンウッドとトム・ヨークがレコーディング中に描いたものだ。2024年3月のザ・スマイルのUKツアー中に『Cutouts』から数曲が初公開されており、1年に2枚のアルバムをリリースするというハイペースな制作にも関わらず、その飽くなきクリエイティビティと芸術性が爆発することにより、桁違いのスケール感を纏う、まさにスーパー・バンドと呼ぶに相応しい内容のアルバムとなっている。
輸入盤はCDと通常ブラック・ヴァイナル / 数量限定ホワイト・ヴァイナルに加え、それぞれのヴァイナルの日本語帯付き数量限定盤がリリースされる。
発売・販売元 提供資料(2024/08/29)
今年2枚目のリリースとなるサード・アルバム。前作と同時期に録音されており、オーガニックで柔らかな音作りは共通しているが、パンク・ファンクな"Zero Sum"、トリッキーなギタープレイで魅せる"Eyes & Mouth"など、こちらはややロックな側面を強めた印象。バンドとしてのコンディションの良さが伝わるだけに、一刻も早い初来日公演の実現を願わずにいられない。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.490(2024年9月25日発行号)掲載)