トム・ヨークの来日公演を記念して、レディオヘッドの名盤3タイトルが日本語帯付きLPにて発売!!
音楽史に衝撃と革新をもたらしてきたレディオヘッドのリードシンガー/ソングライター、トム・ヨーク。11月の来日公演を記念して、レディオヘッドの歴史的名盤やトム・ヨークのソロ作品、アトムス・フォー・ピースなどの関連作品が日本語帯付きLPで一挙発売決定!
レディオヘッドがエレクトロニック・サウンドへ大胆にシフトした名盤『KID A』、ジャズ新世代からも再評価される『AMNESIAC』、ギターロックへの回帰を果たした集大成『Hail to the Thief』、20世紀を代表するタイトルが待望リリース!
レディオヘッド日本語帯付きLP第2弾
2000年-2003年リリースされた3タイトルが発売!
エレクトロニック・サウンドへのアプローチを経て、ギターロックへの回帰を果たした集大成的作品!
2003年リリースの6thアルバムにして、『Kid A』『Amnesiac』で展開されたエレクトロニック・サウンドへのアプローチを経て、ギターロックへの回帰を果たした集大成的作品。2001年の9.11以降、対テロ戦争のお題目の元でナショナリズムを用いた煽動や政府機関による情報操作が横行し、その状況に対する疑心や怒りに駆り立てられたトム・ヨークが用意した3枚のデモアルバムを元に、バンドのセッションで完成させるという、極めてオーソドックスな制作のプロセスを辿ったアルバムであり、そのプロセスについてトム・ヨークは「過去最もストレスがなかったレコーディング」だったと振り返っている。「2+2=5」「Goto Sleep.」「There there.」他全14曲を収録。
発売・販売元 提供資料(2024/09/05)
ロック界にとっても彼ら自身にとっても一大転機となった2部作──『Kid A』および『Amnesiac』から2年、引き続きナイジェル・ゴッドリッチと共同プロデュースした新作が登場。詞の面では〈邪悪で巨大な得体の知れぬ権力に対峙するヒューマニティー〉とでも総括できそうな統一感がある一方、サウンド面はかつてないほど多彩だ。聴き手をアブストラクトな混沌の坩堝に放り込むエレクトロニック・トラックから、ピアノを伴った美しいバラードやルーツ的な趣のギター・ロックまで、一切制限を設けずにクリエイティヴィティーの蓄積を瞬間的エネルギーに包んで放出したかのよう。1年間の実験的作業から誕生した前2作品に対して今回は2か月でレコーディングが完了したことからも窺えるとおり、本作はユニットとして成熟した絶好調な状態を誇示するキャリアの集大成と呼べるものかもしれない。
bounce (C)新谷 洋子
タワーレコード(2003年06月号掲載 (P73))