フォーマット | SHM-CD |
発売日 | 2024年10月09日 |
国内/輸入 | 国内 |
レーベル | Universal Music LLC. |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | - |
規格品番 | PROT-1379 |
SKU | 4988031672303 |
構成数 : 1枚
エディション : Remaster
01. LADY DANGER (作詞:マルコ・ブルーノ 作曲・編曲:富田素弘)
02. キング・サーモン (作詞:神沢のりえ 作曲・編曲:山川恵津子)
03. 彼女の日課 (作詞:神沢のりえ 作曲・編曲:西村耕二)
04. Before We Say Good-Bye (作詞:マルコ・ブルーノ 作曲・編曲:中西俊博 コーラス編曲:山川恵津子)
05. BLODY (作詞:スザンヌ・キム 作曲・編曲:加藤達雄)
06. INNOCENCE (作詞:神沢のりえ 作曲・編曲:加藤達雄)
07. I WISH (作詞:神沢のりえ 作曲・編曲:加藤達雄)
08. いつか心のままに (作詞:神沢のりえ 作曲:中西俊博 編曲:斎藤 毅 )
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初っ端のアル・ジャロウを想わせる爽快な抜け感からぶっ飛んでしまった。切れのあるアレンジ、スムーズに転調するメロディ、違和感のない英語詩歌唱…。ジェイ・グレイドン仕様のクールな躍動感といい、どれをとっても完璧に仕上げられている。
アルバムの途中から顔を覗かせる中西俊博のバイオリンも、単なる音色のアクセントではなく、完全に楽曲の屋台骨を支える重要な役割を担っている。都会的で洗練されたサウンドに完璧に溶け込んでいるのだ。
最終コーナーを回った辺りからは”和”のテイストが強くなるのだが、スタートから貫いてきた“洋”のスタイルをシフト・ダウンさせてはいない。むしろ、ラストの「いつか心のままに」で”和製AC”のひとつの到達点に辿り着いたようにも思える。
これほどの良盤が隠れていたとは…(単に自分が知らなかっただけなのだが…)。素敵なハプニングだったし、自分にとっての大きな収穫となったことに間違いない。
余談だが、ブラインドに裸婦を絡めるジャケット写真は、フォーカスの当て方は異なるが1981年のAOR系ユニット、チャイナの『夜明けのダンサー』を想わせる。本作の方は淡いトーンのシルエット仕立てとなっていて、スモーキーな色調は間宮貴子の『ラヴ・トリップ』に近い。コントラストが鮮明な原色と違って、中間色でソフトにフォーカスされた情景にアルバムの雰囲気もフィットしている。