伝統と革新の共存。混沌から生まれる至福のカタルシス。
ポスト・ロック、ジャズ、フォーク、ドローン、ワールド、クラウト・ロック、スロウコア、アンビエント、クラシック、ポスト・パンク...
英国ロック史に刻まれるマスターピースの誕生
ロンドンを拠点に活動する7人組バンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロード。2021年のベスト・アルバムの一つとして各方面から評価され、メディアからの満点レビューが続出、全英チャート初登場4位、マーキュリー賞にもノミネートという快挙まで達成した衝撃のデビュー作『For the first time』からちょうど一年後に届けられたセカンド・アルバム『Ants From Up There』。「最初の18ヶ月間」における試行錯誤と実践を記録した1stアルバムとは明確な区切りがあるとメンバー自身が語る通り、それまでの様式を大胆に更新しながらも巧みなバランスを持ち、より自然に完成したという本作。デビュー作で見られたクレズマーやポスト・ロック、インディー・ロックの融合させた独自の製法をさらに発展させ、伝統的なミニマリズムやインディー・フォーク、ポップ、そしてオルタナティブ・ロック、すでに彼ら独特のものとなっている多彩なサウンドを他に類を見ない形で結合させ、見事に、そして軽々と最高傑作を更新してみせた。
発売・販売元 提供資料(2025/01/31)
2021年を代表する作品として各方面から高く評価された初作『For The First Time』の衝撃からちょうど1年、新世代UKバンドの雄が早くも完成させたセカンド・アルバム。まだまだ変わり続けることを証明するかのように、伝統音楽とポスト・パンクを融合した前作の様式をさらに前進させ、独自のエッジーでミニマルなバンド・サウンドを構築している。アルバムとしての聴き応えもアップして、12分超の長尺で迫るラストまで耳が離せない!
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.458(2022年1月25日発行号)掲載)