ロック・ギタリストの中でも若くしてオリジナリティ溢れるギター・プレイでシーンを席巻、さらに多くの新しいギタリストに多大なる影響を与えたスウェーデン出身のイングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンの存在は計り知れないものがある。クラシック・ミュージックの要素を取り込み、かつ強烈な速弾きでのギター・プレイは唯一無二であったからである。LAのメタル・バンド、スティーラーをスタートにアルカトラスで名声を確立、以後ソロ・アーティストとして活躍し続けるイングヴェイ・マルムスティーンの貴重なライヴ・アーカイヴがアルバムとして登場!
1984年、第一作のソロ・アルバム『ライジング・フォース(原題:Rising Force)』をリリースするとイングヴェイ・マルムスティーンはプロモーションの為に日本を含む大規模なワールド・ツアーを敢行する。 正にスーパー・ロック・ギタリストと言える彼のライヴ・パフォーマンスは圧倒的な支持を獲得する。そのツアーの中で、1985年7月6日のウィスコンシン州ミルウォーキーで開催されたロック・フェスティヴァル出演時のパフォーマンスは(米)PBSの番組用に収録・放送される。本作はその放送時の音源を使用したライヴ・アルバムであり、メンバーのソロやアルカトラス時代のナンバー、アンコールを含めてコンサートを完全収録している。
3人の気心知れたテクニカルなスウェーデン人ミュージシャンとセッション・ヴォーカリストとして定評のあるジェフ・スコット・ソートによる編成でのパフォーマンスはイングヴェイ・マルムスティーンのギター・ソロを十分に引き立てるだけではなく、バンドとしての高い完成度を感じさせる素晴らしい内容である。この時期のライヴ・アルバムはリリースされていないだけに、ファン待望のアルバムだ!
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
イングヴェイ・マルムスティーン (g)
ジェフ・スコット・ソート (vo)
イェンス・ヨハンソン (kbds)
マルセル・ヤコブ (b)
アンダース・ヨハンソン (ds)
発売・販売元 提供資料(2025/06/17)