プログレッシヴ・ロック・シーンに於いて世界的にビッグ・セールスを記録したバンド、ジェネシス。2007年に行った〈Turn It On Again Tour〉を最後にフィル・コリンズの病の後遺症から活動休止状態が続く。しかし、14年振りの2021年9月20日のバーミンガム公演を皮切りにイギリス~北米~ヨーロッパ~イギリス限定で47公演の〈"The Last Domino?"Tour〉を行い、バンドは活動を終える。そんなジェネシスのテレビ/ラジオ用に収録・放送された貴重な音源によるCDがリリース!
ジェネシスのプログレッシヴ・ロック・サウンドの重要なファクターを担っていたギタリスト、スティーヴ・ハケットの脱退という二度目の危機に際し、新たなメンバーを加えず、3人体制で活動継続によって乗り切ることにしたジェネシス。音楽性はプログレッシヴ・ロックの要素を少し薄め、ポップ・ミュージックな要素を加えることでより多くのファンを獲得していく。3人体制になっての2作目『デューク(原題:Duke)』を1980年3月にリリース、全米アルバム・チャートNo.11にランク・イン、全英アルバム・チャートNo.1に輝く。そしてアメリカではプラチナ・ディスクをも獲得する。アルバム・リリースに伴う〈Duke Tour〉を行う中で、同年4月17日のイギリスの地方都市シェフィールドでのコンサートはコンサート・ツアーのプロモーションの為に収録・放送される。
当時の放送は番組の放送時間の関係上から60分のみであったが、今回フル・ヴァージョンの音源の発見に伴い完全版としてのCDをリリース!ゲスト・プレイヤーのダリル・ステューマー(ギター)&チェスター・トンプソン(ドラムス)のサポートは完璧で、新旧の代表楽曲を完璧に再現。ジェネシスの新たな魅力を伝える最高のパフォーマンスを収録したライヴ・アルバムだ。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
フィル・コリンズ (vo, ds, perc)
トニー・バンクス (kbds, g, vo)
マイク・ラザフォード (b, g, vo)
チェスター・トンプソン (ds, perc)
ダリル・ステューマー (g)
発売・販売元 提供資料(2025/07/15)