メタル・ゴッズの一人であるオジー・オズボーン。ブラック・サバスとしての活動を終了すると同時にソロ活動をスタート、ランディ・ローズを筆頭に数々の名ギタリストを発掘しながらHM/HRのマスター・ピースとなる作品を制作し続ける。2020年にパーキンソン病を公表し活動を停止せざるを得なくなるも克服、2022年には新作『ペイシェント・ナンバー9(原題:Patient Number 9)』をリリースし復活を遂げる。2025年にオリジナル・ブラック・サバスとしてかつソロとしての引退コンサートを発表、7月5日にイギリスのバーミンガムで開催される。しかし、17日後の7月22日に心臓発作により死去。そんなオジー・オズボーンの1980年代の貴重なライヴ・アーカイヴが登場!
1980年9月にリリースした、オジーにとって初のソロ・アルバム『ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説(原題:Blizzard Of Ozz)』のツアーとしてスタートさせた〈Blizzard Of Ozz Tour〉。その後半戦では、1981年4月22日のメリーランド州タウソンを皮切りに同年9月13日のフロリダ州デイトナビーチまで104公演が行われた。この中で4月29日にニューヨーク州ロチェスターで行ったコンサートの模様は、アメリカの人気音楽ラジオ番組〈King Biscuit Flower Hour〉用として収録・放送される。
本作はその放送時に使用された音源によるライヴ・アルバムであり、当日のセット・リストはアンコールやギター&ドラム・ソロを含めてコンサートの模様を完全収録している。
1979年にブラック・サバスを脱退(解雇)され、同年からスタートさせたソロ活動の中でオジーはランディ・ローズという逸材と出会い、アルバム制作やツアーを通して絆を深め、バンドとして結束を強めている時期のライヴ・パフォーマンスなだけに、このアルバムで聴ける内容はファンにとってはたまらないものであり、改めてランディ・ローズのギタリストとして凄さを認識させてくれる。ちなみに、この日のコンサートではツアーのみ参加したリンゼイ・ブリッジウォーターがキーボードをプレイしている。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
オジー・オズボーン (vo)
ランディ・ローズ (g)
ルディー・サーゾ (b)
トミー・アルドリッジ (ds)
リンゼイ・ブリッジウォーター (kbds)
発売・販売元 提供資料(2025/08/27)