2次予選の映像 10/9(土)~10/12(火)
2次予選の結果発表
1927年、ショパン解釈者の発掘を目的に第1回が開催されたショパン国際ピアノコンクール。現在ではポーランド国立ショパン研究所が主催し、世界三大コンクールの一つとして、5年に一度開かれるコンクールは常に大きな注目を集めています。年齢制限は16~30歳、まさに若手ピアニストの登竜門となっていますが、第18回はコロナ禍に見舞われ、当初2020年10月に開催される予定が1年延期となっていました。7月に予備予選が行われ、87名(うち牛田智大を含む9名は過去のコンクール実績により予選免除)が1次予選に出場することとなりましたが、日本勢は中国の22名、ポーランドの16名に次ぐ、14名の出場、しかもCDでメジャーデビューしている人気・実力を兼ね備えたピアニストが5名(牛田智大、反田恭平、角野隼斗、小林愛実、古海行子)出場することで話題となっています。
ここではこの5名のピアニストと、そのライヴァルとなりそうな海外のピアニスト6名をご紹介いたします。
(タワーレコード)
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2次予選結果発表 (10月13日)
10月12日(火)、45名が参加した2次予選の結果が発表され、23名が3次予選に進むこととなりました。このページでご紹介したメジャーデビュー組の日本人5名のうち、4名が見事通過(反田恭平、角野隼斗、小林愛実、古海行子)。また、メジャーデビュー組以外ではモスクワ音楽院付属中央音楽学校を卒業したばかりの弱冠19歳の進藤実優さんがただ一人3次予選に進みました。ライヴァルとして挙げた海外のピアニスト6名では、4名が通過しています(シモン・ネーリング、ピョートル・アレクセヴィッツ、アレクサンデル・ガジェヴ、ニコライ・ホジャイノフ)。国別ではポーランド6名、日本5名、イタリア3名、カナダ・ロシア・韓国が各2名と、日本勢の活躍が目立つ結果となっています。3次予選は10月14日(木)~16日(土)に行われます。
(タワーレコード)
1次予選結果発表 (10月7日)
10月7日(木)、1次予選の結果が発表され、45名が2次予選に進むこととなりました。結果として、このページでご紹介した日本人5名(牛田智大、反田恭平、角野隼斗、小林愛実、古海行子)は全員進出、また、ライヴァルとして挙げた海外のピアニスト6名も全員進出と、前評判通りの好発進となりました。国別ではポーランド9名、日本8名、中国7名、イタリア5名と日本勢の健闘が目立つ1次予選となりました。
(タワーレコード)
第18回ショパン国際ピアノコンクール 日程
オープニング・ガラコンサート 10/2(土)
1次予選 87名→45名 10/3(日)~10/7(木)
2次予選 45名→23名 10/9(土)~10/12(火)
3次予選 23名→10名 10/14(木)~10/16(土)
本選 10名 10/18(月)~10/20(水)
入賞者披露演奏会 10/21(木)~10/23(土)
賞金
2位 3万ユーロと銀メダル
3位 2万ユーロと銅メダル
4位 1.5万ユーロ
5位 1万ユーロ
6位 7千ユーロ
本選出場 4千ユーロ
2次予選での演奏
3次予選に進んだ進藤実優さんと、CDデビューしている5人の日本人ピアニスト(2次予選出場順)
進藤実優 10月9日(土)19:30 (日本時間 翌2:30)
※ 進藤実優さんの市販CDはまだ出ていません。
反田恭平 10月9日(土)20:50 (日本時間 翌3:50)
角野隼斗 10月10日(日)10:40(日本時間 17:40)
牛田智大 10月10日(日)12:30(日本時間 19:30)
古海行子 10月11日(月)17:00 (日本時間 翌0:00)
小林愛実 10月12日(火)13:10 (日本時間20:10)
ライヴァルとなりそうな6人のピアニスト(2次予選出場順)
シモン・ネーリング(ポーランド)10月9日(土)10:40 (日本時間17:40)
ゲオルギス・オソーキンス(ラトビア)10月9日(土)12:30 (日本時間19:30)
ソン・ユトン(中国)10月10日(日)11:20 (日本時間18:20)
ピョートル・アレクセヴィッツ(ポーランド)10月10日(日)18:20 (日本時間 翌1:20)
アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)10月11日(月)17:40 (日本時間 翌0:40)
ニコライ・ホジャイノフ(ロシア)10月12日(火)11:20 (日本時間18:20)
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