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ポリスってどうよ? どう? どうどうどう、でダーダーダー

hidaka(ビートクルセイダーズ)

思えば〈スリー・ピース・バンド〉っていうのを初めて意識させてくれたのがポリスでした。中坊のころ、千葉テレビで「テレジオ7」(笑)なる洋楽情報番組を欠かさずチェックしてたんですが、“Message In A Bottle”(邦題〈孤独のメッセージ〉)のプロモ・クリップとライヴの模様をオンエアしたんですよ。スチュワート・コープランドがパイプ椅子をドラム代わりに叩くという(笑)ゆる~い内容とは裏腹にタイト&ソリッドなその楽曲は、子供心にも〈カッケェーッ!〉の一言。ライヴ映像に至っては、シャウトの連続で熱いパンク魂炸裂! スチュワートの使うロート・タムも斬新で、BOOWYの高橋まことより早かったのでは(笑)? 〈レゲエ・パンク〉なる括りには当時〈?〉だったものの、いま聴くと納得。クラッシュやバッド・ブレインズと違って、もろパンクな曲とレゲエな曲が分離しているわけではなく、1曲の中で絶妙にブレンドされてる感じもグー! 若さ&センス溢れる初期のポリスは今の時代だからこそ新鮮ですよね。

関西初ワンマンとなる12月1日の京都・磔々をはじめ、大晦日までライヴが目白押しのビートクルセイダーズ。ライヴ・スケジュールほか最新情報は〈www.lastrum.co.jp〉で!

向井秀徳(ナンバーガール)

自分らの音で言えば、アヒト・イナザワのドラムとか、繊細かつダイナミックなスチュワート・コープランドっぽいところが多いと思いますね。それは、ナンバーガールを始めたころから感じてたんですけど。でー、僕がポリスの音でいちばん耳を惹かれるのは、あのヘンなリズム感とメロディーですね。3人とも〈抑えた〉演奏をしている感じというか……ヴォーカルはヘンなラインを歌ってるし、ギターは6本の弦をいっぺんにギャーンと鳴らしたりしないし、スネアはミュートしまくってるし、一般的なロックのカタルシスみたいなものがないんですよね。控え目というか、引いてなにかを生み出していく……水墨画みたいに。色を減らしながらも奥行きのあるものを作り上げていってる感じがしますね。僕らもポリスっぽいところはあるんでしょうけど、抑えていない分、というか抑えてできませんから、まんまにはならないんです。そういえば、ポリスって当時メチャクチャ売れたんですよね? なんでこんなに控え目な人たちがそんなに売れたんですかね(笑)。(談)

bloodthirsty butchersとのライヴ・ツアーが11月1日からスタートするナンバーガール。ツアー終了後は、レコーディングのためNY・バッファローへ。お気をつけて!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2001年11月22日 18:00

更新: 2003年03月07日 18:39

ソース: 『bounce』 226号(2001/10/25)

文/hidaka(ビートクルセイダーズ)、向井 秀徳(ナンバーガール)

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