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特集

bounceが選ぶ2012年の50枚――No.31~40

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2012年12月26日 18:01

更新: 2012年12月26日 18:01

ソース: bounce 351号(2012年12月25日発行号)

ディスクガイド/加藤直子、土田真弓、出嶌孝次、山西絵美



No.31――SKRILLEX 『Bangarang』 OWSLA/Big Beat/Atlantic

結局2012年中にフル・アルバムが出なかったのは惜しいが、ベニー・ベナッシ曲のリミックスで彼がグラミーを授かったことが、前年からのブロステップ興隆にお墨付きを与えたのは確か。でも、エイサップ・ロッキーとの仕事では次の地平に行ってるよ! *出嶌

 

No.32――きゃりーぱみゅぱみゅ 『ぱみゅぱみゅレボリューション』 unBORDE

もはや誰もがその名前に違和感すら抱かなくなった成功ぶり。このアルバムでいったんピークを迎えるかと思いきや、本作後にリリースした“ファッションモンスター”が過去曲を余裕で超える最高の出来だったり、その輝きからはまだまだ目が離せないのだ! *出嶌

 

No.33――MELANIE FIONA 『The MF Life』 SRC/Universal Republic

3年ぶりのアルバムは、Jコールとの“This Time”をはじめ、これ以上ない愛らしさとソウルフルな味わいの好曲が揃い、レゲエもヒップホップ・ソウルも咀嚼した粒揃いのヴォーカル作品に。よく考えると彼女もトロントのR&Bシンガーではある。*出嶌

 

No.34――RITA ORA 『Ora』 Roc Nation/Columbia

ロック・ネイションが猛プッシュするロンドン娘。シングル3作に続き、ドリームにスターゲイト、ディプロ&スウィッチらが手掛ける最新モードを漏れなく搭載した本作でUKを完全ロックした。新年にUSでのリリースを控えるが、ネクスト・リアーナ色は濃厚だし勝算大アリ! *加藤

 

No.35――BREAKBOT 『By Your Side』 Ed Banger/Because

エド・バンガーの秘蔵っ子からようやく届いた初作は、AORにも通じる洒脱さ、軽さ、メロウさがたまらなく心地良いディスコ/ファンク盤。“Baby I'm Yours”とか“Why”とか……これは2012年の日本で散見したシティー感覚にもハマるでしょ。80sなムードも◎! *土田

 

No.36――RICK ROSS 『God Forgives, I Don't』 Maybach Music/Def Jam

さしたる浮沈もなく毎年リリースしている人だけに、特別な2012年っぽさは薄いかもしれないが、ミーク・ミルらを擁するメイバック軍団の勢いを束ねる威風堂々な一枚として。ドレー&ジェイ・Zを招いて“3 Kings”を称する自信過剰ぶりに惚れた。*出嶌

 

No.37――MELODY'S ECHO CHAMBER 『Melody's Echo Chamber』 Fat Possum

テイム・インパラのケヴィンと作り上げた退廃的なエコー渦巻くドリーム・ポップは、まさしくビーチ・ハウス以降。そこにステレオラブを想起させる懐かしめの電子音や実験性、独特のグルーヴ/ガレージ感覚を忍ばせた点が彼女の記名性だ。*土田

 

No.38――OZROSAURUS 『OZBUM~A:UN~』 BAY BLUES/EMI Music Japan

5年ぶりのオリジナル作は、“Profile”によるとMACCHOのラッパー活動20周年、DJ SN-Zが正式加入して初の節目盤。アブストラクト~ダブステップ調のトラックからアカペラまでを制御し、盟友DJ PMXと共に2012年の横浜を提示してみせた。*土田

 

No.39――HOW TO DRESS WELL 『Total Loss』 Weird World

魔女の館を飛び出し、アンビエント・ソウルの海原へとダイヴイン。MJ愛溢れるブレス・ヴォイス(かつて“Baby Be Mine”をサンプってたね)にエリック・ベネイ級の官能的なファルセット――聴けば聴くほどR&B好きからも評価されてほしいと思うのです。*山西

 

No.40――ドレスコーズ 『the dresscodes』 コロムビア

毛皮のマリーズの解散から間髪入れずに志磨遼平が動いた。約1年に渡ってメンバー同士が互いのセンスへの理解を深めながら曲作りを敢行。そんな作業を通じて音を出す喜びが滲み出たデビュー作だ。これには素直に感動したが、彼らの真価が問われるのはこれから。*加藤

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