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特集

POP/ROCK――(2)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年01月09日 18:01

更新: 2013年01月09日 18:01

ソース: bounce 351号(2013年12月25日発行号)

ディスクガイド/吾郎メモ、佐藤一道、白神篤史、武田 晃、村上ひさし、山口コージー

 

ALABAMA SHAKES 『Boys & Girls』 Rough Trade

UKインディー・ロックの総本山からこんなバンドが! 紅一点・ブリタニーのソウルフルな歌声とブルース・ロック色の濃いシンプルでパワフルな演奏が、ヴィンテージ人気に乗って世界中で大ウケ。アデルやボン・イヴェールなど同業者からも熱烈に支持された。*吾郎

 

DJANGO DJANGO 『Django Django』 Because

超絶テクと尋常じゃないグルーヴ感——アンドリュー・ウェザーオール番長も太鼓判を押すロンドン在住の5人組は、アニコレ〜バトルス〜MGMT〜ホット・チップの良いところを全取りしたような本作を携え、〈フジロック〉で初来日。ズルイくらいカッコ良かったぞ! *武田

 

EXLOVERS 『Moth』 Young & Lost Club

ホワイト・ライズに可愛がられ、2010年頃から早耳ファンの間でアルバムが待たれていた彼ら。今様のドリーム・ポップっぽさもありながら、90s回帰ムードとしっかりリンクし、グランジとシューゲイザーをイイトコ取りしたような初作を仕上げてくるとは……参りました。*白神

 

JACK WHITE 『Blunderbuss』 Third Man/Columbia

ソロに転向しようとも、ルーツに敬意を払いながらオリジナルなものをやろうという意欲は変わらず。胸を締め付ける切迫感と、うっすらと漂う色気で聴き手を引き込むこの音の説得力と言ったらどうだ。現代を代表するロッカーの一人であることを証明した一枚! *吾郎

 

KINDNESS 『World, You Need A Change Of Mind』 V2/Co-op

USインディー・ダンス勢に対抗すべく、UKから現れた奇才。トロ・イ・モワもカヴァーしたシェレール曲をネタ使いするなど、ちょっとした仕掛けがいちいち粋でニクイったらありゃしない。〈サマソニ〉出演後に話題が話題を呼んで、いまだロング・ヒット中! *白神

 

MARILYN MANSON 『Born Villain』 Hell,etc./Cooking Vinyl

近作中でも群を抜いてセクシャルでハードで妖しい光を放った一枚。レディ・ガガやアダム・ランバート、はたまたV系バンドからの熱烈なラヴコールを受けるなかで、こういう作品を発表してしまったら……そりゃ新たなファン層を獲得して当然だろ! *コージー

 

BEACH HOUSE 『Bloom』 Bella Union/Co-op

ケンドリック・ラマーにネタ使いされてますます箔が付いた(?)ドリーム・ポップの代表格。この4作目ではさらに〈開花〉すべく、MORっぽい曲も盛り込むなど、持ち前の気怠くて甘美でメランコリックな音世界をより多くの人に届けんと奮闘。他の追従を許さなかったね! *武田

 

ALT-J 『An Awesome Wave』 Infectious

〈マーキュリー・プライズ〉で最優秀英国アルバム賞を獲得したデビュー作だ。ジェイムズ・ブレイクやXXに通じる音の隙間を活かしたビートに、フリート・フォクシーズ以降のフォーク・テイストを織り交ぜて……と文字にしただけで、なぜこれがいまウケるかわかるでしょ!? *一道

 

MAROON5 『Overexposed』 Octane/A&M

アギレラとの共演を機に外部スタッフを積極的に採用し、大胆にポップ側へと振り切った彼ら。キラキラの音でフロアと電波を占拠して、2012年のUSメインストリームの顔となった。TV番組「The Voice」でのアダムのセレブっぷりもセールスに貢献!? *村上

 

PUBLIC IMAGE LTD 『This Is P.I.L. Pil Official

元メンバーのウォーブルとキースがタッグ盤を発表したこともあってか、ジョン・ライドンが〈This Is P.I.L.〉と宣言しているのが胸に刺さった。ポスト・パンクが一周してリヴァイヴァル・ブームさえも終わったいま、この20年ぶりの新作をあなたはどう受け止めた? *吾郎

 

DIRTY PROJECTORS 『Swing Lo Magellan』 Domino

世界的な評価を受けた前作&ビョークとの共演盤を経て登場した一枚だ。持ち味のネジれ感を封印し、音数を絞ったヒップホップ的なビートに乗って素直に美メロを追及。こういうロマンティックな歌モノ作品を仕上げてくるとは、良い意味で裏切られたよ。*一道

 

ARIEL PINK'S HAUNTED GRAFFITI 『Mature Themes』 4AD

前作以降、USインディー界の顔となった変てこポップ王子。その自負からか、本作ではいつになくメロディーの良さを出してきて、1曲1曲をカッチリ作り込んできました。が、やはり天然の分裂感は拭えず。それにしてもデイム・ファンクの参加曲は泣けた! *一道

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