こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

JAZZ/REGGAE/WORLD――(1)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年01月09日 18:01

更新: 2013年01月09日 18:01

ソース: bounce 351号(2013年12月25日発行号)

ディスクガイド/内本順一、岡本大輔、北野 創、吾郎メモ、西尾洋儀、村上ひさし、山口智男

 

NICHOLAS PAYTON 『Bitches』 In + Out

ロバート・グラスパーを筆頭に、ジャズ・プレイヤーによるアーバンな傑作が目立った2012年。このトランペッターも同じ志を持つエスペランサを招き、殿下を思わせる未来ファンクを披露。ストレート・アヘッドな人々は否定的だったけど、これはどう聴いても格好良いよ! *西尾

 

平戸祐介 『Speak Own Words』 EMI Music Japan

quasimodeの鍵盤奏者による初ソロ作は、本隊の最新作と同様、濃厚なソウル/ヒップホップ・フレイヴァーを溶かした一枚に。Cradle Orchestraのメンバーやmabanuaらゲスト選びも的確で、ロバート・グラスパーと共鳴するようなサウンドに酔わされた。*岡本

 

DCPRG 『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』 ユニバーサル

ボーカロイドの導入や菊地成孔が超惚れ込んでいるSIMI LABとのコラボなど、新たな血を積極的に入れることで、その脱臼グルーヴを2012年流にアップデートした彼ら。再始動が懐古によるものではないことを、強烈な音で示してくれた。*北野

 

ESPERANZA SPALDING 『Radio Music Society』 Heads Up

アカデミー賞で歌うなど、より広い層に才能を知らしめたこの年の彼女。本作はこれまでになくラジオ・フレンドリーで、温かな歌声が活かされた作りだった。芯までジャズを理解したうえで、ジャズに収まるつもりなどないという心意気がステキなのだ。*内本

 

NORAH JONES 『Little Broken Hearts』 Blue Note

デンジャー・マウスとがっつり組み、いまだジャジーな初作にこだわり続ける人々を完全に見切ったあたりが痛快だった5作目。元恋人への恨み辛みばかりか、彼を寝取った女性への殺意まで歌詞にしたのも話題に。7年半ぶりの来日公演でも〈現在〉の姿を見せつけた。*内本

 

GREGORY PORTER 『Be Good』 Motema

温かみと深い説得力を持つNY出身の男性歌手による2作目は、作曲の才能も発揮された感動作だった。ダニー・ハサウェイを想起させる歌いっぷりはますます豊かに。ジャズ・シンガーながらもグッとソウルに寄ったアプローチの仕方はホセ・ジェイムズと並ぶものでしょう。*内本

 

GALACTIC 『Carnivale Electricos』 Anti-

ニューオーリンズのカーニヴァル〈マルティグラ〉をテーマに、ネヴィル兄弟やマニー・フレッシュ&ミスティカルを招き、サンバなども採り入れた一枚。彼らはここでのアッパーな電化祭典を〈フジロック〉や単独ツアーにもそのまま持ち込み、日本各地を凄い熱気で包んだんだとか。*西尾

 

CARRIE UNDERWOOD 『Blown Away』 19/Sony Nashville

結婚を機に表現の幅を大きく広げたカントリー美女は、本作で複雑な人間模様へと切り込んだ楽曲に挑戦。人間的にも一回り大きくなった彼女に向かうところ敵なしで、4作連続の全米No.1を達成! エアロスミスやトニー・ベネットとの共演も話題に。*村上

 

GARY CLARK JR. 『Blak And Blu』 Warner Bros.

クラプトンも才能を認めるテキサスのブルース・ギタリスト。全米6位を記録したこのメジャー第1弾ではヒップホップにも接近し、ブルースに留まらないポテンシャルを印象付けた。2013年3月に初来日公演が決定するなど、日本での本格的なブレイクはまだこれから!? *智男

 

THE CHIEFTAINS 『Voice Of Ages』 Hear Music

ボン・イヴェールやパオロ・ヌティーニなど若手が多数駆け付け、ケルト音楽を常にアップデートしてきたグループの結成50周年を賑やかに祝った、T・ボーン・バーネットのプロデュースによる一枚。矢野顕子らが参加した来日ツアーも大きな話題に。*吾郎

インタビュー