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特集

アラン・マッギーを知るための8枚

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年03月06日 17:59

更新: 2013年03月06日 17:59

ソース: bounce 352号(2013年2月25日発行)

文/轟ひろみ

 

『Upside Down: The Story Of Creation Records』 Sony UK

別掲DVDのサントラというか、レーベル音源を選りすぐったコンピ2枚組。ジャスミン・ミンクスやシュガーなどアルバム未収録曲や廃盤モノも多いクリエイションだけに単純に便利だったりする。もちろんビッグネームも大盛りなので、ビギナーもまずはここから。

 

BIFF BANG POW! 『Waterbomb』 Cherry Red

アランがヴォーカル/ギターを務め、作品ごとにアンドリュー・イネスやエド・ボールら身内も助力したバンド。ノスタルジックな“Love's Going Out Of Fashion”など、往年のフォーク・ロック風味も帯びたギター・ポップはクリエイションの青春時代を象徴するサントラのように響く。

 

THE JESUS AND MARY CHAIN 『Psychocandy』 Blanco Y Negro(1985)

アランのプロデュースした前年の“Upside Down”で飛躍したリード兄弟のファースト・アルバム。彼らのメジャー侵攻はアランのセンスを世に示す好機となったはずだ。後年はクリエイションに『Munki』(98年)を残して解散するも2007年に復活。そして……。

 

RIDE 『Nowhere』 Creation(1990)

レーベル初のTOP20アルバムとなったのが本作。現在はガン無視されてる大作『Carnival Of Light』に至るまでの変化はクリエイションやUKロックの変質を示すグラデーションのようだ。解散後のアンディ・ベルが組んだハリケーン#1も、当時の奥様であるイーダもクリエイションに在籍していた。

 

OASIS 『Definitely Maybe』 Creation(1994)

コアなファンを掴むタイプのバンドが多かったクリエイションだが、93年に契約するやレーベルを段違いに巨大化させたのがオアシスだろう。袂を分かった現在もアランはギャラガー兄弟のファンであることを公言している。よく考えるとビーディ・アイの前3人は全員クリエイションOBだ。

 

THE BOO RADLEYS 『Wake Up!』 Creation(1995)

ブリット・ポップ到来で運命を狂わされた面々も多いなか、時流を追い風にポップネスを爆発させたのが彼ら。近年も某バンドのそっくりな曲にビックリさせられた快曲“Wake Up Boo”を筆頭に、何かと悪し様に言われがちなこの時代も、クォリティーはクリエイションならでは。

 

THE PADDINGTONS 『First Comes First』 Mercury(2005)

ピート・ドハーティの後押しも関係あったのか、アランの導きでポップトーンズ入りした彼らはハルを拠点とする5人組。初期ジャムっぽいパンキッシュな音が爽快だが、オアシスの初作で知られるオーウェン・モリスをプロデューサーに据えた期待の方向は明白だった。

 

Sugiurumn 『what time is summer of love?』 Creation(2007)

Electric Glass Balloon時代からのマンチェ〜UKロック嗜好でもわかるように、人気DJが〈セカンド・サマー・オブ・ラヴ〉をテーマにした一作。元ライドのマーク・ガードナーティムその象徴としてアラン・マッギーがオープニング曲にフィーチャーされている。

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