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ALUNAGEORGE

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年08月22日 19:30

更新: 2013年08月22日 19:30

構成・文/レス・ハート



これまでのR&Bの常識を超え、アンビエント、チルウェイヴとも共振する最新型ミュージックがここに誕生。アルーナジョージが時代の最先端なのだ!!



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アルーナジョージ。ロンドンで暮らすこの2人の間にスペースはない。恵まれた容貌と華やぎを備えたアルーナ・フランシスはメロディーとリリックを書いて歌い、いかにも秘めたる才能を隠し持っていそうな青年ジョージ・リードがディープで美しく、時にストレンジでストレイなサウンドをアレンジメントしていく。2009年に出会った2人は、やがて強力なシングル“You Know You Like It”、そして“Your Drums, Your Love”で世界の肝を抜いた。BBCの〈Sound of 2013〉にもノミネートされ、メディアの評判も上々だ。が、彼らに寄せられる期待はそこにとどまるものではないだろう。

ウェールズ生まれのアルーナは英国と米国を行き来して育ち、やがてロンドンで音楽作りのパートナーを探しはじめたという。

「自分を変えようと努力するのではなく、自分の持っている声で何ができるのかを見つけようとしていた」(アルーナ)。

彼女がマイ・トイズ・ライク・ミーで歌っていたこともいまでは広く知られているだろう。そして、そのシングル“Sweetheart”のリミックスをジョージが望んだとき、互いにとっての音楽的なスウィートハートが見つかったのだ。

フライング・ロータスなどを愛聴していたジョージとアルーナは、彼らのようなビート・ミュージックを背景にしてポップソングを作ろうと思いつく。

「私たちらしいポップをみつけることができたの」(アルーナ)。

2011年にリリースしたシングル“You Know You Like It”がゆっくりと確実に評価を高め、トライ・アングルからのEPリリースなどを経て、2012年にはアイランドと契約。「私たちに任せてくれるの。素晴らしいものを作ってくれたらそれでいい、っていう感じでね」(アルーナ)という言葉の通り、レーベルに与えられた自由のなかで、2人は創作を楽しんだ。そうやって出来上がったのがファースト・アルバム『Body Music』だ。90年代のR&Bやアーバンなポップソングから受けた影響をアルーナの唇が紡ぎ出し、ジョージのアブストラクトで重々しい手捌きが、それを彼らだけの緊密にして光に溢れたアルーナジョージの音楽に変えていくのだ。ディスクロージャーとの大ヒット“White Noize”が幸運なハプニングだったのか、それとも何かの前ぶれに過ぎないのか、まもなく答えは出る。



▼関連版を紹介。
左から、マイ・トイズ・ライク・ミーの2009年作『Where We Are』(Dumb Angel)、ラスティの2011年作『Glass Swords』(Warp)

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