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REQUEST THE STYLEEEEEE!——誕生から20年強! ふたたびジャングルが大爆発する予感!!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2013年07月31日 18:00

更新: 2013年07月31日 18:00

ソース: bounce 357号(2013年7月25日発行)

文/山西絵美



チャンドラソニックも影響を口にするジャングルは、90年代初頭のUKでジャマイカ系の移民によって作られ、瞬く間に音楽シーンを席巻しました(日本でもH Jungle with tのブレイクによりお茶の間まで浸透)。誕生秘話には諸説ありますが、どこかのサウンドマンが回転数を間違えたままスティーリー&クリーヴィのオケを流してしまい、それを客やMC陣がおもしろがったことに起因する……というのが有力。超高速ブレイクビーツと、その半分のテンポを這う極度に強調された重低音ベースが特徴で、〈Sleng Teng〉など定番リディムのベースラインをそのまま(もしくは、ちょっとだけイジッて)使用するケースも多く、言わば超異形のダンスホールといったところでしょうか。

全盛期の90年代半ばまでは、バウンティ・キラーやブジュ・バントンらトップDJもこぞってジャングルのレコードを発表していましたが、ブームが一段落するとふたたび地下へ。しかし、最近になってシャイFX率いるデジタル・サウンドボーイ・サウンドシステムやコード9が昨今の拡散するUKベース・ミュージックとジャングルの繋がりを説くようなミックスを制作したり、往時のジャングル人気を支えたコンゴ・ナッティが8年ぶりにアルバムを発表したり、何やら再ブレイクの兆し。ゾンビーの新作(P72へ)にもそれっぽい曲が入っているようですし、TKも浜ちゃんにH Jungleの再結成を提案しているみたいですし、そしてダメ押しのようにADFも新作でジャングル回帰!ときたら……これは間違いなく来るでしょう!!



▼関連盤を紹介。
左から、90年代のジャングル・ヒットをまとめたコンピ『Rumble In The Jungle』(Soul Jazz)、2012年にリリースされたデジタル・サウンドボーイ・サウンドシステムのミックスCD『Fabriclive 63』(Fabric)、コンゴ・ナッティの2013年作『Jungle Revolution』(Big Dada)、ゾンビーのニュー・アルバム『With Love』(4AD)

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