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特集

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年10月29日 12:30

更新: 2013年10月29日 12:30

文/高橋智樹  写真/三吉ツカサ、小林伸行、葛西龍



世界に斬り込むバンドの〈いま〉を堪能



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オープニング・アクト=AIR SWELLに続いて登場したのは、メタルコアの精鋭・Crossfaith! 9月に世界デビュー・アルバム『APOCALYZE』を発表、スキンドレッドとのヨーロッパ・ツアーやリンプ・ビズキットとの全英ツアーも決定しているほか、先日開催された〈LOUD PARK〉では洋邦の強豪が居並ぶなかでその実力をアピールしていた5人。Kenta Koie(ヴォーカル)、Terufumi Tamano(プログラミング)、Kazuki Takemura(ギター)、Hiroki Ikegawa(ベース)、Tatsuya Amano(ドラムス)が弾けるように舞台へ飛び出してきた瞬間、あたり一面の空気が炎でも燃え上がったかのように熱量を帯びる。〈Bowline、行こうぜ!〉のKoieのコールから“We Are The Future”へ雪崩れ込んだ途端、横浜アリーナの熱気はあっさりレッドゾーンへと突入! ブラスト・ビートと轟音ギターと緻密なシーケンスが渦を巻くなか、Koieのデス・スクリームが感激と戦慄を同時に喚起しながら、会場丸ごと激しいヘッドバンギングの嵐へと叩き込んでみせる。



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〈イケるやつだけ来い!〉〈叫べ横浜!〉とさらに激しさを増すKoieの煽りと共に轟いた“Monolith”へ。横浜アリーナを根こそぎ震わせるような重低音ビートと目映いシンセ・リードの接点から狂騒の華が咲き乱れ、スタンディング・エリアに大きなサークルを生み出していく。続く“Jägerbomb”で疾走感とヘヴィネスの限りを尽くした後、〈今日のイヴェントのテーマ、何か知ってる? 「肉食系バンド」。ようわからん触れ込みやけど、俺たちについてこれる人だけ声聞かしてください! 肉食系の奴ら、叫べ!〉というKoieの呼びかけに、轟々と沸き上がる大歓声! そして、スタンディング・エリアの全ブロックに〈ここ何フロアもあるけどさ、全部半分に分かれてくれ! 横浜アリーナ、何するかわかってるよな!〉と呼びかけられれば、猛烈な勢いのウォール・オブ・デスを巻き起こしながら“Countdown To Hell”へと突き進む。漆黒のサウンドでもって途方もない昂揚感を描き出し、オーディエンスをハイジャンプへと導いた。



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〈いまの時点で楽しめてる奴、声聞かしてください! Bowline楽しめてる奴、声聞かしてくれよ!〉と熱く呼びかけて高々とコール&レスポンスを巻き起こし、〈最高!〉と満足げに叫ぶKoie。〈次の曲、どんだけパーティーできるか見してくれよ!〉とさらに“Eclipse”をドロップし、フロアもスタンドもダンスと熱狂の彼方へと誘ってみせる。その熱気を引きずったまま、プロディジーのカヴァー“OMEN”へ。〈ここにおる奴、全員座れ!〉と観客に挑みかかるようKoie、ステージ袖から飛び出してフロアを煽るTamano――座った状態からみんなが一斉に大ジャンプすると、地面を揺さぶるような衝撃と感激が呼び起された。ラスト・ナンバーは“Leviathan”。ヘヴィーなビートと超絶ギターが妖しく絡み合い、ブレーキの壊れた大爆走の果てに、壮大な風景を描き出す――日本のみならず世界のメタルコア・シーンへ挑むCrossfaithの、才気と闘志に満ちた〈いま〉を存分に堪能させてくれるステージだった。



【SETLIST】
We Are The Future
Monoligh
Jägerbomb
Countdown To Hell
Eclipse
Omen
Leviathan



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