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カテゴリ : スペシャル

掲載: 2013年10月29日 12:30

更新: 2013年10月29日 12:30

文/加藤直子  写真/三吉ツカサ、小林伸行、葛西龍



祭りのトリを飾った主役の貫禄!



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あっという間に最終アクト、記念すべき第1回〈Bowline〉のキュレーターの登場だ。前日も同じ横浜アリーナで単独公演を行い、この日はこんな豪華メンツを集めてのイヴェント開催という、いまのMAN WITH A MISSIONを象徴するような2日間を締めるに相応しい、華々しいショウとなった。



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バッド・レリジョンの“Man With A Mission”をバックに、一段と煌びやかにグレードアップしたステージへ5人の狼が現れる。〈Ladies And Gentleman! Boys And Girls! We are MAN WITH A MISSION!!!〉の掛け声と共に“FLY AGAIN”がスタート。ステージ後ろの大きなヴィジョンにはメンバーの姿と共に映像が映し出され、いっそう派手になった照明も主役のパフォーマンスを後押しする。サビでオーディエンスが両手を右へ左へと挙げる恒例の光景も、3Fまでぎっしり埋まった客席で行われるとかなり壮観! いやはやコレかと、コレがMAN WITH A MISSIONのいまかと、驚き&納得した次第。続いてSpear Rib(ドラムス)が叩き出す8ビートとDJ Santa Monicaによるスクラッチを合図に“Take What U Want”へ。“FLY AGAIN”の絶頂を保ったまま、この曲へ雪崩れ込む感じがたまらない! HR/HM仕様の泣きのギター・フレーズにも痺れた。



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バンド唯一の喋れる狼=Jean-Ken Johnny(ヴォーカル/ラップ/ギター)が、これまでに登場したバンドのステージでいじられていた危険球ネタも被せつつ、〈勢いのある若いバンドにも、諸先輩方にも負けるつもりはございません!〉と肉食ぶりをアピール。そして“Get Off of My Way”“Wake Myself Again”というキラー・チューンを続けざまに披露し、ますますギアを上げていく。そこへ拍車を掛けるように、〈本日はお祭りですので、お祭りに相応しいゲストを……ご用意しております〉という言葉が発せられると、アレを察した観客から大きな歓声が上がった。10-FEETがこの場にいる……となれば期待していた人も多かったに違いない、最新シングル“database”でフィーチャーしたTAKUMAが呼び込まれる。ワイン・ボトル片手に酩酊状態(風)で登場し、〈行くでー!〉と絶叫しつつも〈なにやんの? “FLY AGAIN”(笑)?〉と腰を折りながら曲がスタート。ハンドマイクでステージ上をアグレッシヴに右往左往して盛り上げ、ラガなラップをかまして嵐のように去って行くのだった……。



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その後も“distance”をはじめ、至極アッパーなナンバーを次々と繰り出すなか、ベースのKamikaze Boyはステージ狭しと動き回り、Tokyo Tanakaはまったくブレのない高らかなヴォーカルを聴かせる(特に“your way”での声量は個人的にツボだった)。終盤では本イヴェントのキュレーターとして、今回集まったすべてのバンドへそれぞれ感謝の意を述べると、いよいよラストの“Emotions”へ。ジャケさながらな炎の映像をバックに、さらにステージ上でも炎が上がって、スケールの大きいこの曲の世界観を情熱的に演出! 清々しさすら感じられる歌唱&演奏を聴かせた、とてもエモーショナルなエンディングだった。アンコールでは、曲前に〈その昔、ジャパンで開かれていたとあるイヴェント(AIR JAMかな?)にめちゃめちゃ心を打たれまして、こんなイヴェントに出たい、やってみたいと思いながらバンドをやってきた〉と、しみじみJean-Ken Johnnyが語っていたが、こうやって歴史は更新され、襷が繋がれていくんだな(ヴェテランはまだまだ現役だけど)と感じる。そんな現場のひとつが〈Bowline〉だなんて美しいじゃないか……!ということで、〈Bowline 2013〉最後のナンバー“1997”で大団円! Life is going!!



【SETLIST】
FLY AGAIN
TAKE WHAT U WANT
Get Off of My Way
Wake Myself Again
database feat.TAKUMA(10-FEET)
distance
your way
Emotions
〈アンコール〉
1997



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