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Fay Hield(フェイ・ヒールド)|UKトラッド界の才女が描き出した美しき幻想世界。4年ぶり新作『Wrackline』をリリース

Fay Hield(フェイ・ヒールド)『Wrackline』

UKトラッド界の才女が描き出した美しき幻想世界

オーガニックかつピュアな歌声で英国のトラッド・ソングを歌い継ぐと同時に、トラッドに対する造詣の深さが感じられる味わい深いオリジナル・ソングも書きしたためてきた英国のフォーク・シンガー:フェイ・ヒールドが、4年ぶりに新作を発表しました。

フォーク系ア・カペラ・グループ:バッカペラ(BACCApella)、ザ・ウィッチズ・オヴ・エルスウィック(The Witches of Elswick)とグループ活動を経て、2010年にソロ・デビューし、2012年からはシェフィールド大学で民族音楽学と音楽マネジメントの教鞭もとっているフェイ。そんな彼女も昨年で活動20周年を迎えました。2010年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム『ルッキング・グラス』(TPSI-23021)では、祝祭色溢れるライヴ・パフォーマンスが高く評価され人気を博したフォーク・グループ〈ベロウヘッド〉の中心人物、そして現在のUKフォーク・シーンにおけるキーマンとしても知られている彼女の夫ジョン・ボーデンがフィドル奏者/共同プロデューサーとして参加。彼女の美しい歌声に、フィドル、コンサーティーナ、ニッケルハルパなどのアクースティック楽器が寄り添うという、シンプルかつ伝統を重視したアレンジメントが強く印象に残る作品となりました。そしてフェイ・ヒールド&ザ・ハリケーン・パーティ名義でリリースした2012年の『オルフェオ』(TPSI-1820)では、前述のジョン・ボーデンの他、アコーディオン奏者のアンディ・カッティング、コンサーティーナ&フィドル奏者のロバート・ハーブロン、マルティ弦楽器奏者のサム・スウィーニーといった腕利きの音楽家が勢揃い。さらにはスペシャル・ゲストとしてUKフォークの重鎮マーティン・シンプソンが参加するなどし、大きな話題を呼びました。

今回ご紹介する最新アルバム『ラックライン』は、これまで同様、トラッドとオリジナル・ソングをバランスよく配しつつ、伝統歌……特に古いバラッドの中で語られる魔法、神話、神秘主義などを中心テーマとした、非常に幻想的な一枚となっています。ヴォーカル/バンジョウ/パーカッションのフェイを主役とする今回のメンバーは、ロバート・ハーブロン(コンサーティーナ/ギター/ハーモニウム/パーカッション/ヴォーカル)、ベン・ニコルズ(ダブル・ベース/ヴォーカル)、サム・スウィーニー(フィドル/ヴィオラ/ニッケルハルパ/パーカッション/ヴォーカル)という、2013に結成したスペシャル・グループ:ザ・フル・イングリッシュのバンド・メイトでもあり、彼女の作品の常連でもあるお馴染みの3名に加え、イワン・マクファーソン(口琴/ヴォーカル)が新たに参加。今回のアレンジメントは全体的に静的かつ叙情的で、彼女の透明感ある声がことさら引き立つ美しいに仕上がりとなっています。魔女狩りを歌った[1]を皮切りに、彼女の歌声、バンジョウ、そしてヴィオラによる洗練されたハーモニーが美しいトラッド・ソング[9]他、お伽話や亡霊、動物の王国などを物語るナンバーが連なるイマジネイティヴな本作。彼女のファンの方、UKトラッド・フォーク・ファンの方はお聴き逃しのないように!


国輸入盤:国内流通仕様CD

日本語による説明をつけた帯付


輸入盤CD


【収録曲】
1. Hare Spell
2. Jenny Wren
3. Night Journey
4. Swirling Eddies
5. Call The Storm
6. Cruel Mother
7. Old Grey Goose
8. Sir Launfal
9. Pig Song
10. Sweet William's Ghost
11. Wing Flash
12. When She Comes

掲載: 2020年11月11日 17:55