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『マリス・ヤンソンス モスクワでのラスト・コンサート』アレクサンドル・チャイコフスキー作品集(2枚組)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年09月21日 00:00

ヤンソンス

マリス・ヤンソンス モスクワでのラスト・コンサート

2016年3月29日にチャイコフスキー・コンサートホールで開催されたマリス・ヤンソンスとモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサート。このコンサートの模様は、すでに前半の2曲のみ2017年7月にリリース(MEL1002497)され大きな注目を集めましたが、結果的にこれがヤンソンスのモスクワでの最後のコンサートになってしまいました。今回は後半の3曲も加えた新装版としてのリリースとなります。

この日の演目はボリス・チャイコフスキーの甥である作曲家アレクサンドル・チャイコフスキー(ピョートル・イリイチとは血縁関係なし)の生誕70周年を祝すもので、プログラムは全て彼の作品です。作曲家と音楽的信頼関係を築いてきたユーリ・バシュメットを迎えたこの演奏会は、ながらくアレクサンドル・チャイコフスキー作品を愛奏してきたヤンソンスにとっても、とりわけ記念すべきものであったことでしょう。

1993年に初演された「シンプル・トーンによるエチュード」は、バシュメットに献呈された作品で、ロマン派、印象主義、ジャズ、ミニマリズム、ロックンロールに至るまでの様々な時代のイディオムが使われています。「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」はネイガウス門下のアレクサンドル・スロボジャニクと彼の息子のために書かれた作品。最初は独奏ピアノの協奏曲でしたが、初演の終了後に第2ピアノのパートが付け加えられたもので、このヴァージョンでの初演では作曲家自身がこの第2パートを演奏したということです。

今回登場する交響曲第4番は、ヤンソンスが得意とするレパートリー。2009年にバイエルン放送交響楽団と行った演奏もリリースされており(BR KLASSIK 900107)、作品への深い愛着が感じられます。第二次世界大戦の終戦60年を記念しバシュメットの依頼により作曲されたこの曲は、大編成のオーケストラと合唱を要する大作。時折登場するヴィオラ・ソロがひときわ印象的です。全体的に激しい曲調ですが、最後に置かれた瞑想的な祈りの旋律が耳に残ります。アンコールとして演奏された「ティホン・フレンニコフの思い出のためのエレジー」とワルツも貴重な記録です。
(ナクソス・ジャパン)

アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-)
【CD1】…MEL1002497
ヴィオラ、独奏ピアノと管弦楽のための協奏曲第2番
「シンプル・トーンによるエチュード」(ユーリ・バシュメットに捧げる)
1. I. Andante
2. II. Con moto
3. III. Adagio, a tempo rubato
4. IV. Allegro ma non troppo-第5楽章:Adagio

2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 op.70
5. I. Allegro ma non troppo
6. II. Andante
7. III. Allegro

ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)…1-4
クセニア・バシュメット(ピアノ)…1-4
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)…5-7
ダリア・チャイコフスカヤ(ピアノ)…5-7
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

【CD2】
1. 交響曲第4番 - オーケストラ、合唱と独奏ヴィオラのために
2. ティホン・フレンニコフの思い出のためのエレジー
3. ワルツ

ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)…1
ユルロフ・カペラ合唱団…1
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

2016年3月29日 ライヴ収録
チャイコフスキー・コンサート・ホール(ロシア)
Sound engineer – Pavel Lavrenenkov
Recording engineer – Victor Osadchev