Hi-STANDARDのギタリストとして日本のパンク・シーンを牽引し続ける横山健。定評のあるバック・ヴォーカルが初めてメインをとったファースト・ソロ・アルバム!メロディック上等、アコースティックな手触りの楽曲まで、彼のあらゆる音楽的な素養が発揮されたロック・アルバム!Puffyの大貫亜美他がゲスト参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
今や説明不要のバンド“Hi-STANDARD”のギタリストとしてパンク・シーンを牽引し続け、一言二言では語り尽くせないほどの影響を与える一方、ショート・チューン・バンド“BBQ CHICKENS”を突如結成。また“THE原爆オナニーズ”にも電撃加入など、八面六臂の活躍で絶大な支持を得ている横山健が、遂に自らマイクとギターを握りソロ・アルバムをリリース!本作では、ハイスタを彷彿とさせる疾走感とグッドメロディーを兼ね備えながら、世の中にごまんと存在する“自称パンク・バンド”達の存在を木っ端微塵に消し去ってしまうほどの勢いと高いクオリティーを持つ楽曲の数々を聴くことができます。バックの演奏は健によるG.の他、LOW IQ 01(B.)、JAH-RAH(Dr.)、Hirihisa Horie(Key.)という強力なメンツ。更にゲスト・ボーカリストにPuffyの大貫亜美やBBQ CHICKENSのI.S.Oを迎え、作品に彩りを添えています。健自身が「最高の出来」と言うとおり、日本のミュージック・シーンを大きく揺るがすこと必至の強力盤です!
タワーレコード(2009/04/08)
35歳の自分はどうしてんだろう?――10年前、他人事のようにそう言っていた彼も今年で35歳。当時はこういう日が来るとは思いもしなかったであろう横山健がソロ・アルバムを発表した。あたりまえだが、どこを切っても笑っちゃうほど〈横山健〉。いつものゴキゲン顔もあれば、初めて見るような顔もチラホラ。そこにあるのは、ひとりのミュージシャン、ひとりの人間としての彼の真の姿だ。たしかに〈あれから10年〉〈多くの経験を積んできた〉を感じさせる。たしかにあのころとは違う。だが、たとえばモンキーズにドキドキ、ビーチ・ボーイズにウキウキ、ジョン・レノンにウットリ、アンスラックスでモッシュ、ジェネレーションXでヘッドバンギング、Hi-STANDARDでジャンプ!……といったような感覚を包括した本作では、彼のキラキラした眼差しや顔つきが、あのころとなんら変わっちゃいないこともわかる。
bounce (C)坪内 アユミ
タワーレコード(2004年03月号掲載 (P75))