ボブ・マーリーの息子、ダミアン"ジュニア・ゴング"マーリーのアルバム。スティーブン・マーリィ、バウンティー・キラー、ナズ、ブラックソート、ボビー・ブラウンが参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ボブ・マーリィの愛息による2005年リリースの2ndアルバム。バウンティ・キラ-、イーク・ア・マウス、ナズ、ブラックソ-ト(ザ・ル-ツ)、ボビ-・ブラウンらが参加し、レゲエの枠を超えたワールド・ワイドなサウンドに仕上がっています。その<血>は脈々と受け継がれている事を再認識できる一枚。
タワーレコード(2009/04/08)
歌もDJもこなすマーリー・ファミリーのホープ。ベタな歌ものではなく、DJをしている時の彼は現在無敵だ。イントロにバニー・ウェイラーが登場する冒頭曲からオリジナルDJスタイル。スカタライツの演奏をチョップした5曲目の“All Night”を聴くころには、みなさんノックアウトされていること確実。ファミリーだからこそ許される大胆なボブ・マーリーのネタ使いもいやらしくなっていない。いくつかの例外を除いて、どのトラックも素晴らしい出来なんだけど、その例外曲もシングル・カットしたら大ヒットしそうなのが恐ろしい。それくらいのポテンシャルを秘めた作品なのだ。飽きがこないように計算された多彩な楽曲群と、その構成にもスキはなし。ゲストも多からず少なからずで、ナズとの共演曲なんかもいろいろな意味でおもしろい。プロモ・クリップ以外はケチのつけようがありませんね、いまの彼には。歴史に残りそうな傑作です。
bounce (C)石川 貴教
タワーレコード(2005年11月号掲載 (P75))
7'カットやDub Plateで数曲使われていたし、トータルとして見るとRoots、Dub、Dancehallのカテゴライズが出来ないから。
しかしながらBob Marleyファンなら自由なネタ使いに楽しめるし、Dancehallファンは多彩な共演者との絡みを楽しめる。
さすがグラミー作品です。