あらゆるジャンルで才能を発揮しまくるポップ・スター、ジャスティン・ティンバレイクが4年ぶりのアルバムをリリース!前作ではネプチューンズとのコラボが話題を呼びましたが、今回はプロデュースにティンバランドやブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム、さらにはあのリック・ルービンも起用!リード・シングル「Sexy Back」は激しいベースの高速ビートと極限までヴォーカルを加工した、ティンバランド・プロデュースによる超過激ナンバーで、マルチな才能全開のエンターテイナーっぷりを見せ付けています。インタビューで「自分はポップ・ミュージックの歴史を変えることができる」と宣言したジャスティン。革新的でありながらポップでセクシーな今作が、ジャンルや世代、人種を超えてミュージック・シーンに衝撃を与える最重要作になることはマチガイナイ!
タワーレコード(2009/04/08)
ソロ・デビュー作『Justified』の成功で、ポップ・アイドルから一人立ちしたジャスティンが4年ぶりのニュー・アルバムを発表! ティンバランドとほぼ全曲を共作し、セクシーさを追求しつつもプログレッシヴでフューチャリスティックな内容は、ニューウェイヴがもたらした革新性を現代風にアップデートしたかのよう。先行シングルの変態的なゴス・エレクトロ“SexyBack”をはじめ、電子ファンク趣向やファルセット歌唱などにはプリンス的ムードが蔓延。押し寄せるシンセにヒューマン・ビートボックスを配してT.I.と絡む“My Love”、スリー6マフィアやスヌープとの共演もあれば、ウィル・アイ・アムとのジョー・ブレイカーズ制作曲、リック・ルービンとの美しいバラードもあり。奇抜でアーティスティックながらも、総じてポップでメロディーは甘美だし、曲ごとの完成度や聴き応えも重量級。前作からさらに一皮剥けた大作なのです。
bounce (C)池田 貴洋
タワーレコード(2006年10月号掲載 (P83))