死刑囚や社会的弱者の現実を捉えた作品で平等の精神を貫くユニット、マイケル・フランティ&スピアヘッドのアルバム。2004年、ギターとビデオカメラを手に潜入したイラク、イスラエル、パレスチナ自治区の戦場での体験を元にした音楽作品。スライ&ロビー、P!NK、マリオ・カルダートJr.が参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
イラクやイスラエル、パレスチナ自治区といった中東区の戦場を自ら直接触れた旅から戻った、MICHAEL FRANTI & SPEARHEADの約3年ぶりとなるニュー・アルバム。U2のボノ、System Of A Downのサージ・タンキアンなど彼の音楽そして活動に賛辞を送るアーティストは数知れず、現代のアメリカを代表する社会派アーティストとして多大な支持を獲得しています。今作も前作から引き続きSLY & ROBBIEをゲストに迎えた他、 PINKも参加。
タワーレコード(2009/04/08)
3年ぶりとなる新作は、マイケル・フランティがみずから中東の戦場へと赴いた経験を歌にした力強い一枚。とはいえ怒りに溢れているわけではなく、スライ&ロビーやジェントルマン、ピンク、マリオ・カルダートJrといった人たちがゲストに名を列ねていることからもわかるとおり、自由度の高い仕上がりだ。レゲエ、ヒップホップ、ロック……ジャンル区分はどうでもいいけど、今こそ彼のメッセージをしっかり受け止めてほしい。
bounce (C)山西 絵美
タワーレコード(2006年10月号掲載 (P93))