“ィ横浜が生んだ、東洋一のサウンドクリエイター”横山剣率いるクレイジーケンバンド、約2年ぶりのフル・アルバムが完成!!これまで以上に、練りに練りこだわり貫いた曲と歌詞とサウンドは、まさしくJ-POP史上を塗り替える大傑作!シングル曲のアルバム・ロング・バージョンを始め、和風ブーガルーなマンボなど、またもやサービス過剰ぶりが突出した、2002年の壮絶なる問題作にして超話題作!!イイネッ!!
タワーレコード(2009/04/08)
どれほど古くて貴重(希少)なクルマだって、持ち主がしっかりとメンテナンス――まめなワックスがけやオイル交換など(無茶な改造やドレスアップは禁物ネ!)――をしてなければ、その持ち主は優良オーナーとは言えませぬ。豊かな経済力に物を言わせて、ガソリンスタンドにワックスがけを任せていたりするなんてことは言語道断……と、なんの話だかわかりませんが、要は、古めかしくて物珍しけりゃイイってわけじゃない、ということ。その点、いにしえの風景やメロディー感を織り交ぜながらも、そこに人一倍の愛情を注ぎ、メンテナンスを怠らないクレイジーケンバンド(CKB)の音楽は、放っておいても快調に走る最新モデルとなんら変わらないエキゾーストノートを響かせる。今作では、それらCKBの基本性能の細部をさらに煮詰めてパワーアップ。心地良い居住性能は富みに増し、ドライヴィング(リスニング)の楽しみがさらに広がった!
bounce (C)久保田泰平
タワーレコード(2002年7月号掲載 (P89))