デビュー作、セカンド・アルバムの相次ぐ海外リリースで一躍注目を浴びたトクマルシューゴ。日本でもSAKEROCKほかを紹介してきたmapに見出され、イースタン・ユース、キセルなどと共演を経て、着実に支持を得てきた彼が満を持して放つサード・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
日本が誇るポップ・マエストロ、トクマルシューゴが放つ最高傑作3rdアルバム!これまでに発表した2枚のアルバムが、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなど世界十数ヶ国でリリースされ、一躍世界で最も注目される若手日本アーティストの1人となったトクマルシューゴ。3rdアルバムとなる本作ではありとあらゆる楽器演奏のみならず、録音・ミックス作業までの一切をこなすコントロール・フリークぶりを発揮しながらも、ゲストプレイヤーにSAKEROCKの田中馨や Harpy/d.v.dの名手イトケンを迎え、より風通しも良く、“うた”の比重も増しています。50種類以上の楽器を駆使して緻密に構築されながら、小難しくなることは全くない、色彩感豊かで魔法のようなサウンドは、リスナーにとっても様々な発見の瞬間に満ち溢れているはず!太鼓判です!
タワーレコード(2009/04/08)
「この新作はただただ素晴らしい!最高なメロディーが次から次へと出てきて、美しく複雑なアレンジにいつでもはらはらしてしまう。随分と僕が長い間聴いてきた中でも最良のレコードだ。」
ノーマン・ブレイク(Teenage Fanclub)
「無駄のない音楽。過剰なもの、気取ったところがまったくない。すべてが曲のため、それぞれの曲の陰影に満ちたトーンのために、あるべきところにおさまっている。時に遊びに興ずることも厭わないのは、彼の謙虚さと熟練の現れだろう。何度でも聴き返せるし、リスナーが入れ込んだのと同じだけの見返りを約束してくれるレコードだ。」
ティム・キンセラ(Joan Of Arc)
トクマルちゃんの音楽を聴くという行為がなんかオシャレで雰囲気的にヨイ、などという事には俺は一切興味はない。が、トクマルちゃんの音楽が風のように自由で、月光のようにしんしんと降り注ぐのを感じる事が出来る。磨いたように穏やかに空を映す水面の下にはガッツリ毒を持った毒魚が泳いでいるものだ。表面温度と魂の温度は必ずしも比例しないんだぞ。
吉野寿(eastern youth)
タワーレコード(2009/04/08)