キュートで美人、カッコよくてめちゃイケ、世界が恋するフィラデルフィア出身のスタイリッシュな女性ラッパー、アマンダ・ブランクがクールなエレクトロ・ビートに乗せて、タイトなライミングを聴かせるデビュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
キュートで美人、カッコよくてめちゃクール、世界が恋するフィラデルフィア出身スタイリッシュ女性ラッパー、アマンダ・ブランクのデビュー・アルバム。スパンク・ロックのデビューアルバム収録の『Bump』で初めて日の目を見たアマンダの快進撃はここから始まり、ブリトニー作品への参加、ゴーストフェイス・キラー、M.I.A.、N.A.S.A.、スパンク・ロック、ペース・ロック、アーロン・ラクレイト、トリプルエクスチェンジなどなど引っ張りダコで人気者な彼女。それもそのはず、歌えてラップができて、洗練されたポップ・ソングが書けて、何をやってもカリスマ性のあるアーティストなんてそうはいないから。彼女の趣味は“官能的で衝撃的なもの”から“愉快で不条理なもの”までと、かなり守備範囲が広い。
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タワーレコード
ディプロとスウィッチの最強布陣の下、また新たなフィメール・ラッパーがアルバム・デビュー! 小悪魔的でパンキッシュなルックスもさることながら、スパンク・ロック“Bump”へのゲスト参加を皮切りに、ブリトニー・スピアーズやM.I.A.、ユクセクら名だたる大物たちと渡り合ってきたという経歴もスゴイ! そんな鳴り物入りの存在だけに内容のほうもかなり濃厚です。ブーティーなエレクトロ・ベース上をエコーまみれのセクシー・ヴォイスが飛び回る“Make-Up”、スパンク・ロックをフィーチャーした攻撃的なファスト・ラップ“Gimme What You Got”、美しい旋律に導かれて一語一語を確かめるようにラップする“Love Song”などなど、歌い口も楽曲も引き出しが豊富。とにかく破格の新人、要チェックです!
bounce (C)田中直樹
タワーレコード(vol.313(2009年08月25日発行号)掲載)