世界中の主要フェスを総ナメにし、とにかく'ライヴがすごくイイ!'と、マドンナにも見初められたバンド=ゴーゴル・ボルデロの第5弾アルバム。フォークやアイリッシュなど、無国籍なワールド・ミュージックをボヘミアンにミックスした、まさジプシー・パンクの名に相応しいアルバム! (C)RS
JMD(2010/04/22)
ボナルー、コーチェラ、ロラパルーザ、レディング、リーズ、グラストンベリー、そして日本でもフジロック(08年/ホワイト・ステージのトリ前出演/同年の「ベスト・アクト」と呼び声高し)、サマーソニック(09年/ビーチ・ステージのトリ)と、世界中の主要フェスを総ナメにし「とにかくライヴがすごい!」と噂が噂をよんでいる、マドンナにも見初められた(ライヴ・アース07で共演&彼女の初監督映画の主人公にも大抜擢!)、話題のバンド、ゴーゴル・ボルデロの移籍第1弾!コロムビア・レーベルのドンであり数々の歴史的名盤を生み出してきたリック・ルービン自らがプロデュースを手がけた、3年ぶりの通算5作目のアルバムがついにベールを脱ぐ!彼らのサウンドは一般的に「ジプシー・パンク」とよばれてはいるが、フィドルやアコーディオン奏者、女性ダンサー(兼コーラス)までを擁する様々な人種/国籍のメンバー9人が、フォークやアイリッシュ、ジプシー・ミュージックなどをベースに、自らの音楽的ルーツを自由にミックスした、まさに「無国籍」のワールド・ミュージックであり、究極のオルタナティヴ・ロックといえる。
ソニー
発売・販売元 提供資料
ユージン・ハッツの課外活動も手伝って注目度もウナギ昇り。メジャー移籍&リック・ルービンがプロデュース!と気付けばスケールもデカくなっていますが… ゴーゴルはゴーゴルで。ジプシー音楽をベースにしたお祭りサウンドは今回も猥雑にハッスル。ブラジル音楽に接近したり、アフリカンなムードもアクセントにしたりとアプローチの幅も広がりました。でもやっぱり沸々と湧き上がる果てしない物悲しさが彼らの魅力!
bounce (C)加藤直子
タワーレコード(vol.320(2010年4月25日発行号)掲載)