Apple『MacBook Air』のCMに起用された「ニュー・ソウル」、ドラマ『最後から二番目の恋』の劇中で使用された「ゴー・トゥーザ・リバー」のヒットで日本でも知られるパリ在住の女性シンガー、ヤエル・ナイムの3年ぶり(2014年時)のアルバム。音楽的な幅の広さと陰影の深さ、エトランゼな魅力が一段と飛躍した作品。 (C)RS
JMD(2014/04/25)
07年発表の大ヒット作『Yael Naim』から3年以上ぶりとなる新作。全編英語詞で歌われる本作も、緻密なアレンジと独特のメロディ・ラインにより、やはり彼女にしか出せない<無国籍サウンド>に。フォーキーでジャジーなコスモポリタン・サウンドです。頬をなでるそよ風のようでいて、たっぷりと大地の匂いがするこの歌声、やっぱり絶品です!
タワーレコード(2011/02/01)
ヤエル・ナイムは本作で一段と飛躍した!魅惑のエキゾチシズムが漂うミラクル・ポップーワールド。「ニュー・ソウル」(Mac Book AirのCM曲)で世界的大ヒットを記録したアルバム『ヤエル・ナイム』(2007年)に続く、2010年アルバム。M11には、テテ(g, vo)がゲスト参加。「ヤエル・ナイムはアルバム・カヴァーに描かれている小鳥のようなアーティストだ。世界中の大空を自由に羽ばたき、しかも可憐なさえずりと色鮮やかな羽根を持つ一羽の小鳥。『She was a Boy』は、こんなヤエル・ナイムの、約3年振りの新作である。音楽的な幅の広さと陰影の深さ、そしてエトランゼ及びディアスポラ性。この全てにおいて、ヤエル・ナイムは一段と飛躍した。『She was a Boy』は、いわば現実の世界地図を塗り替えてくれるアルバムだ。ヤエルに導かれてアナザー・ワールドに旅する。その時、僕たちは、彼女と同じく自由な鳥になる―。」(渡辺亨:ライナーより)
PLANKTON
発売・販売元 提供資料(2011/01/11)
某TVCM曲“New Soul”で世界的なブレイクを果たしたフランス生まれイスラエル育ちの才女が、3年ぶりのニュー・アルバムを完成。引き続きダヴィッド・ドナシャンを相棒に、オリエンタルなムードを内包した清廉なフォーキー・ポップを展開。今回ヘブライ語曲はなく全編英詞だが、そこへヘンな媚を感じることもなく、聴くほどに心の奥深くへと浸透してくる神秘の歌世界はやはり魅惑的だ。
bounce (C)田中幹也
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)