ピッチフォークでもBNMを獲得した2014年の顔的大名盤!
遂に新作が4年ぶりに発表されるFKA TWIGSの2014年の記念すべきファーストにして大名盤。大名曲「Two Weeks」を初め、尖がりまくった音は4年経っても色あせず。ビョークや90年代R&Bの良い所を凝縮してエスプレッソにしたような大名盤。新作の前に是非! (C)あべのHOOP店:金 雄大
タワーレコード(2019/09/20)
ザ・エックス・エックス、サブトラクト、サンファ、チェアリフト等新人アーティストを輩出しブレイクさてきた新鋭レーベル<Young Turks>が満を持して送り出す、イギリス南西部グロスタシャー州出身でロンドンを拠点に活動する新人シンガー、FKAツイッグスが遂にアルバム・デビュー!エレクトロニクス、R&B、ポップとアブストラクト、アンビエントの要素を一体化させた新人にしてネクスト・レベル・アーティスト。米ビルボードの「2014年注目新人」選出やBBC・サウンド・オブ・2014ノミネート、更に音楽メディアだけでなくDAZED &CONFUSEDウェブサイトで特集が組まれ、雑誌版の表紙を飾るなどファッション界からも注目されている。
発売・販売元 提供資料(2014/06/18)
Rolling Stone - 3.5 stars out of 5 -- "Twigs' deconstructed shards of U.K. grime and garage land heavier, while elegiac vocals soften the songs without blunting their edge."
CMJ - "[T]here's a subdued sense of strength running under Barnett's pleas that translates into a dark confidence, and in that tension is where LP1 finds its best moments."
Paste (magazine) - "It's a record that drips with sensuality and, yes, sex in all its dynamics and complications."
Pitchfork (Website) - "Quiet as it may be, this is a huge album, a monumental debut. On a formal level, it takes the kinds of risks that few pop artists, and few 'experimental' artists, for that matter, are willing to take these days."
Clash (Magazine) - "Fragile, heavenly and utterly compelling; this debut paves the way for boundaries-pushing pop. This is music that shatters you with a single tap."
Rovi
2014年もっとも待たれていたアルバム。“Two Weeks”で沸点へと達した期待を背に届けられた初作は盟友アルカと育んできたレフティなファンタジアをそのまま追求している。“Pendulum”ではポール・エプワース、“Give Up”ではエミールがそれぞれシンガーとしての魅力をストレートに引き出しているのに唸らされ、全編を通したその危なっかしくホーリーなエロスの怪演はもちろん、クラムス・カジノにサンファやデヴ・ハインズ、そしてインク兄弟を贅沢にもただのピースとして扱ってしまう楽曲のディティールへの徹底したこだわりっぷりも見事だ。R&Bのゾーニングとかビョークやアリーヤのポスト論(あとUTADA耳でも……とか言いたくなっちゃう)も誘発しちゃう2014年の顔は、間違いなくこんな顔。
bounce (C)ヌーディーマン
タワーレコード(vol.370(2014年8月25日発行号)掲載)