フォーマット | CDアルバム |
発売日 | 2015年09月03日 |
国内/輸入 | 輸入 |
レーベル | Scribendum |
構成数 | 13 |
パッケージ仕様 | ボックス |
規格品番 | SC510 |
SKU | 5060028045105 |
この商品には当初よりブックレットは付属しておりません。予めご了承ください。
構成数 : 13枚
合計収録時間 : 00:00:00
『ルネ・レイボヴィッツの芸術』
【曲目】
CD1
ムソルグスキー:「展覧会の絵」(ラヴェル編)
ムソルグスキー:「禿山の一夜」(R・コルサコフ&レイボヴィッツ編)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1962年、ロンドン
CD2
サン・サーンス:交響詩「死の舞踏」op.40
ピエルネ:鉛の兵隊の行進曲
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
ドビュッシー:「小舟にて」(「小組曲」より)
グノー:バレエ音楽(歌劇「ファウスト」より)
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」*
オッフェンバック:序曲「天国と地獄」
ラヴェル:「ボレロ」
パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団
ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団*
1960年、パリ・ロンドン
CD3
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
シューベルト:交響曲第9番ハ長調「グレイト」D944
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1962年、ロンドン
CD4
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調*
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
アール・ワイルド(P)*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
ロンドン音楽祭管弦楽団
1960年、1962(グリーグ)ロンドン
CD5
ワーグナー:序曲「タンホイザー」
シューマン:交響曲第3番変ホ長調 op.97「ライン」*
シューマン:序曲「マンフレッド」
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
インターナショナル交響楽団*
1960年、1962年(タンホイザー、マンフレッド)、ロンドン
CD6
ビゼー:組曲「カルメン」
プッチーニ:間奏曲(歌劇「マノン・レスコー」より)
オーベール:歌劇「王冠のダイヤモンド」序曲
デュカス:「魔法使いの弟子」
オッフェンバック:舟歌(「ホフマン物語」より)
ボロディン:序曲、 だったん人の踊り(歌劇「イーゴリ公」より)
モーツァルト:序曲「フィガロの結婚」
パリ・コンセール・サンフォニーク協会管弦楽団
1960年、パリ
CD7
グリーグ:「ソルヴェイグの歌」(組曲「ペール・ギュント」第2番より*
マイアーベーア:戴冠式行進曲(歌劇「予言者」より)*
ギルバート&サリヴァン:喜歌劇「軍艦ピナフォア」序曲
ワルトトイフェル:ワルツ「スケートをする人々」
R・コルサコフ:熊蜂の飛行
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」
グノー:「アヴェ・マリア」
ガーデ:「ジェラシー」**
シャブリエ:楽しい行進曲*
ボッケリーニ:メヌエット
ドリーブ:バレエ音楽「泉」より間奏曲
ディニク:ホラ・スタッカート
イベール:交響組曲「寄港地」***
イフラ・ニーマン(Vn) **
ロンドン新交響楽団
RCAイタリア管弦楽団*
ローマ・フィルハーモニ管弦楽団***
1961/62年
CD8
ドヴォルザーク:ユモレスク
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲
「グリーンスリーヴズ」 (レイボヴィッツ編)
「ロンドンデリーの歌」 (レイボヴィッツ編)***
ビゼー:歌劇「カルメン」より「ハバネラ」
ショパン:ポロネーズ変イ長調 op.53
フランク:「天使の糧」
イッポリトフ・イワノフ:組曲「コーカサスの風景」より「酋長の行列」
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」*
グリーグ:2つの悲しい旋律 op.34**
サン・サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ**
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲**
レーモンド・クラーク(Vc) ***
ロンドン新交響楽団
ローマ・フィルハーモニー管弦楽団*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団**
1961-1962年
CD9
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1961年、1962年(レオノーレ)、ロンドン
CD10
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55「英雄」
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 op.60
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1961年、ロンドン
CD11
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67
ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調 op.68「田園」
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1961年、ロンドン
CD12
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調 op.93
ベートーヴェン:トルコ行進曲*
ベートーヴェン:序曲「エグモント」
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン新交響楽団*
1961年、1962年(エグモント)、ロンドン
CD13
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
インゲ・ボルク(S)
ルート・ジーヴェルト(A)
リチャード・ルイス(T)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(Bs)
ビーチャム・コーラル・ソサエティ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1961年、ロンドン
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レイボヴィッツは、あのピエール・ブーレーズ氏の師匠でもあったが、セリーの解釈をめぐり、ブーレーズ氏と対立。ブーレーズ氏は捨て台詞を吐いて決別した。しかし、レイボヴィッツの指揮は、極めて秀逸であり、解析的ながらチャレンジングで、アクロバットで、前衛的である。現代のロトやクルレンティスも顔負けのアプローチである。また、音源の1960年代当時では、巨匠ハンス・ロスバウトの指揮が顕著であるが、ロスバウトは、モノラルばかりで音質が悪い。レイボヴィッツの音の良さは、ロスバウトと優れた差別化を図っている。
何といっても、解析的でそれでいて推進力がある。一切の感情を排して、テンポよく淡々と精密さを追求する私好みの表現である。そして、1960年代とは思えない現代的である。音楽は、感情表現ではなく数学なのである。
まるで、フランクミューラーの時計のように精巧さと斬新な美的センスにあふれている。その時計は、何時間でも眺めることができる。
特に面白いのが、レイボヴィッツ編曲のムソルグスキーの「はげ山の一夜」。原曲を遥かに超えるスリリングで劇的な表現。シェーンベルクやベルクのような妙技も垣間見える。オッフェンバック「天国と地獄」やビゼー「カルメン」、熊蜂の飛行、こうもり序曲などお馴染みの曲、名作も現代的アプローチで登場する。シベリウスは嫌いだったようで、全く登場しない。そして、ベートーヴェンの交響曲全集は、1960年代とは思えない現代的なアプローチ。必聴である。
このCDは、もっと聴かれるべきである。レイボヴィッツの知名度が低いのが理解できない。きっと、現代音楽への嫌悪感からきているのだろう。ともあれ、当分の間楽しめそうである。良い収穫だ。