主演・製作総指揮アン・ハサウェイ、会心の一撃!!
巨大な怪獣を操るダメウーマンが、負け犬人生と世界の危機に立ち向かう!!

世界のファンタスティック映画祭を席巻した女子力ゼロのセカイ系バトル・エンターテイメント!世界の運命は、酔っぱらいのダメウーマンに託された?!

今やハリウッドを代表する女優へと躍進したアン・ハサウェイ。念願のアカデミー賞(R)助演女優賞を受賞し、人気だけでなく実力派としての地位も確立したが、アン・ハサウェイといえばやはり等身大の女性を演じた作品が頭に浮かぶ。また、映画内での洗練されたファッションが、女性たちから注目された理由のひとつとしても挙げられる。
そんなアン・ハサウェイが本作で演じる主人公グロリアは、会社からリストラされ、毎晩酒に酔って暴走し、同棲中の彼氏からも愛想を尽かされ、さらには家を追い出されて、大都会ニューヨークから故郷の田舎町に都落ちをするという、今までの役柄の印象とは全く逆のダメウーマンである。髪もボサボサ、着の身着のまま故郷に逃げ帰ってきたせいか毎日地味な服を着ている様は、ファッショナブルにニューヨークを闊歩しているイメージとはほど遠い。それだけでも驚きなのだが、本作ではそんな女子力ゼロの30代女性が、韓国のソウルに突如現れた巨大な怪獣とシンクロしてしまうという前代未聞の設定が用意されている。

この映画史上でも類を見ない展開に、プロデューサーとしても本作に関わったアン・ハサウェイ自身は「グロリアは最も自分らしいキャラクター」であると語る。半ば人生を諦めて故郷に戻ったグロリアだが、自分を飾らず自然体で振る舞い、フレンドリーでどこかキュートでもある。そして、怪獣とシンクロするという奇想天外な運命が、グロリアの人生を大きく変える。グロリアが立ち向かうのは、世界の危機であると同時に負け犬人生を過ごしてきた自分でもある。本作は、怪獣バトルとダメウーマンの成長という対極に位置する物語が、まさに見事にシンクロしたエンターテインメント作品なのである。

アン・ハサウェイ演じるグロリアを取り巻く、脇を固める俳優陣も豪華な顔ぶれが揃っている。グロリアと対峙する幼馴染オスカーを演じるのは、俳優・コメディアンのジェイソン・サダイキス。グロリアの成長にはなくてはならないキャラクターでもあるオスカーが、グロリアと同様にシンクロする巨大なロボットにも注目である。そして、グロリアの元カレのティムを演じるのは、端正な顔立ちのイギリス人俳優ダン・スティーヴンス。メガホンを取るのは、アダム・ウィンガードや西村喜廣と共に、スペイン出身のナチョ・ビガロンド。アン・ハサウェイと怪獣をシンクロさせるという常人では思いもよらないアイデアを実現させ、ジャンルに囚われることのない未だかつてない作品を完成させた。

■巨大怪獣と巨大ロボのバトルエンターテイメント!