ローファイ・ヒップホップ・シーン最注目株!
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で宇多丸氏も紹介したNINJOI.の新作。憂いのあるメロディーとスムース&メロウなビートは『サムライチャンプルー』で知ったというヌジャベスの影響大。「忍者」+「enjoy」=「NINJOI.」ってことで、日本のカルチャーやアニメの影響が大きいこのジャンルは、シティポップ同様、今後日本でも注目度UP間違いなし! (C)那覇リウボウ店:古田 真
タワーレコード(2019/09/20)
ニューヨーク・クイーンズ出身のジョシュア・バティスタことニンジョイ。J.Dillaはもちろんのこと、2000年代初頭に日本から輸入されたNujabesやMichitaといったジャジー・ヒップホップに強く影響を受けており、ニンジョイという名前も「忍者」と「enjoy」を組み合わせた造語だ。
彼にとってのインスピレーション源は日本のカルチャーやアニメーションも重要な部分だが、60,70年代の古いJAZZ、現行のビートメイキング・シーンまで多岐に渡る。サンプリング・一部自身でも手弾きしているというピアノ・ギターの憂いのある旋律とスムース&メロウなビートに加え、作品の後半にあたる部分ではシンプルながらも力強い歌詞にのせて自らのヴォーカルを披露。可愛らしいイラストのアルバム・ジャケットのアートワーク、アート・ディレクションに至っても本人が手掛けており、その才能をいかんなく発揮している。
2019年、本国アメリカではケロ・ワンとツアーを慣行、昨年日本で行われたRED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018のイベント「LOST IN KARAOKE」ではYaffle, OBKR(小袋成彬)ら擁するTokyo Recordings ROOMに登場。TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で宇多丸に紹介され、着実に日本でのリスナーを増やしており、今後の動向からも目が離せない。ローファイ・ヒップホップ・シーンに大きな影響力を持っていることは間違いないだろう。
発売・販売元 提供資料(2019/09/18)