ネオ・ソウルジャズの現在進行形は間違いなくこの3人が牽引中!
ソウルやジャズと言うフォーマットを纏いながらも、本質はそこなのか?ただただ、ハイブリッドな音楽。可愛らしくもスタイリッシュなナヴランのヴォーカルに、3人全員が作編曲/マルチ演奏可能という音楽偏差値の高さを武器に、それぞれのパートが最小限にして有機的に絡み合う様はもはやソロの披露の必要なし。コアなクラブリスナーと道行く女子を同時に惹きつける、最強のポップスと呼んでしまえる1枚になっています。 (C)高崎オーパ店:大坪 挙
タワーレコード(2019/09/27)
極上のメロウネスとハーモニーはさらなるスウィート・スポットへと到達。LAジャズ~ネオ・ソウル屈指の人気バンドムーンチャイルド最新アルバム発売!!
2018年にはJAZZ FMの"Soul Act of the Year"を獲得し、ジ・インターネットやカマシ・ワシントンのオープニングアクトも務め、ロバート・グラスパーが結成したバンドR+R=Now の新作に参加するなど、名実ともにLAジャズ~ネオ・ソウル屈指の人気バンドとなったムーンチャイルドが待望の最新アルバム『LittleGhost』をリリース!!キックとクラップによるシンプルなビート、ナヴランの赤裸々なヴォーカルとエレピとアコギ、ウクレレのハーモナイズが心地よい先行シングル「Too Much toAsk」、シャッフルされたエレクトロ・ビートにメロウな電子音とため息が出るほど美しいコーラス・ワークが混ざり合う「GetTo Know It」、メンバー3人の管楽器ソロがリレーする「ComeOver」など、マルチ・プレイヤーである3人が1曲の中でヴァースやリズム、イントロ、アウトロ、ブリッジを持ち寄ったことで、ソウルと現代的ジャズを合わせた独自のスタイルをさらに深めた本作。全曲メンバーが作詞・作曲、演奏、プロデュース、ミキシングまで行い、コンセプトを表現する歌詞にレイドバックした心地よいメロディーとハーモニー、そして確かなプレイヤビリティに裏付けられた魅惑的な間奏を絡めたバンドの真骨頂が堪能できる出色の1枚となった。
発売・販売元 提供資料(2019/07/23)
トム・ミッシュやジョーダン・ラカイらマルチ・プレイヤー系のシンガー・ソングライターが注目を浴びている昨今のシーンにおいて、男女3名から成るメンバー全員がその素養を持つバンドこそムーンチャイルドだ。ソウルと現代的ジャズを合わせたスタイルでLAの音楽シーンで活躍を続ける彼らだが、タイラー・ザ・クリエイターやロバート・グラスパーに賞賛されるなど、ポップなシーンからコアなシーンまでをも魅了。この4枚目のアルバムも、電子ピアノのフレーズ、ギターとウクレレが奏でる音色、そして間奏に至るまでアンバー嬢のまろやかな歌声が織り交ぜられた先行カット"Too Much to Ask"をはじめ、全編が魅惑的なサウンドで満たされている。月並みな言い方だが、バンドの最高傑作だろう。
bounce (C)藤堂てるいえ
タワーレコード(vol.430(2019年8月25日発行号)掲載)