最高級エンターテイナー性に満ちたヴォーカルとパフォーマンスで魅せるデイヴィッド・リーロス、その後のギターの歴史を塗り替えるほどの衝撃を与えるエディ・ヴァン・ヘイレン、ハイ・トーン・ヴォーカルと着実なベース・ラインでグルーヴを生み出すマイケル・アンソニー、そして高速ドラムで疾走感を生み出すアレックス・ヴァン・ヘイレン、この類まれなるミュージシャンが集結する、ミュージック・シーンにその名を深く刻み込む最強のハード・ロック・バンド、ヴァン・ヘイレン。
74年に結成し、78年にデビュー、その後のロックのあり方そのものを決定づけるほどの強烈な印象を刻み込んだ彼らは、現在までに実に全世界で7,500万枚以上のアルバム・セールスを記録し、他のどのアーティストよりも数多くの全米メインストリーム・ロック・チャートNo. 1に楽曲を送り込み、2007年にはロックの殿堂入りも果たした、まさに「最強」の名にふさわしい存在だ。
彼らが1978年から1984年までの間に日本でリリースした13枚のシングル盤を復刻した豪華ボックス・セット『THE JAPANESE SINGLES 1978-1984』が、ここに登場することとなった! 日本盤シングルのスリーヴ・アートワークを再現し、13枚の7インチ・シングルをシガレット・スタイルのボックスに封入したこのシングル・ボックス・セットは、全世界の、特に当時実際にドーナツ盤シングルで彼らの曲を聴いていた日本のファンにとって、たまらないコレクターズ・アイテムとなることは間違いないだろう。
ここに収録されているのは、1978年の『VAN HALEN(邦題: 炎の導火線)』から1984年の『1984』まで、ヴァン・ヘイレンがリリースした初期6枚のアルバムから日本でリリースされた全てのシングルだ。デビュー・アルバムと『1984』は、共に全米のみのセールスが1,000万枚を超え、ダイアモンド・ディスクに認定された数少ないアルバムの中の一枚となっており、世界的にも爆発的なセールスを記録したアルバムだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2019/09/27)
ファースト・アルバム『VAN HALEN(邦題: 炎の導火線)』からは、キンクスのカバー曲であり、全米34位を記録し、彼らの存在を一躍世に知らしめた「You Really Got Me」を筆頭に、「Ain't Talkin' 'Bout Love」と「On Fire」の3枚がシングル・カットされており、彼らにとって初の全米Top 10アルバムとなった1979年発表のセカンド『VAN HALEN II(邦題: 伝説の爆撃機)』(5x プラチナム・ディスクを獲得)からは「Dance The Night Away」と「Somebody Get Me A Doctor」とがシングル・カットされている(海外では「Beautiful Girls」もシングル・カットされている)。
マルチ・プラチナム・アルバムに認定された1980年の『WOMEN AND CHILDREN FIRST(邦題: 暗黒の掟)』からは「And The Cradle Will Rock」が、そして同じくマルチ・プラチナムに認定されている1981年の『FAIR WARNING(邦題: 厳戒令)』からは「Unchained」がそれぞれ選ばれている。続く1982年の『DIVER DOWN』(4x プラチナム・ディスクを獲得)からは、「(Oh) Pretty Woman」と「Dancing In The Street」が収録されており、ダイアモンド・アルバムに認定されている『1984』からは、「I'll Wait」、「Panama」、「Hot For Teacher」に加え、ヴァン・ヘイレン最大のヒット曲でもあり時代を超えて愛される名曲「Jump」という4枚のシングルが収録されている。
基本的にこのシングル・コレクション・ボックス・セットに収録されている音源は、オリジナル・アルバム・ヴァージョンが使用されているのだが(「(Oh) Pretty Woman」と「I'll Wait」は海外のシングル・エディット・ヴァージョンと同じ音源を使用)、特筆すべきは「Hot For Teacher」の音源だろう。ここに収録されているのは、当時日本限定でリリースされた、日本盤でしか聴けないエディット・ヴァージョンとなっているのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2019/09/27)