2020年のJ-POPシーンを代表する衝撃のデビュー作!
アーバンなサウンドに乗った岡山弁の歌詞が世間の度肝を抜き、各方面から大きな注目を集めた藤井風のデビューアルバム('20年作品)。作詞作曲は全て自身で行い、サウンドプロデュースにTokyo Recordingsの主宰Yaffleを迎えて制作。「優しさ」や「何なんw」「もうええわ」など全11曲収録。
タワーレコード(2024/06/26)
2019年末、配信限定で「何なんw」「もうええわ」がリリースされると、アーバンなサウンドに乗った岡山弁の歌詞(一人称が「ワシ」)が世間の度肝を抜き、サブスク上位へランクイン、プレイリスターからの賞賛など、たちまちシーンのど真ん中へ浮上した藤井 風。
同曲のMusic VideoがYouTubeへ公開されると、耳の早いリスナーだけでなく、様々なジャンルのクリエイター陣も彼の才能に気づき始め、話題となった。
作詞作曲は全曲「藤井 風」。サウンドプロデュースには「Tokyo Recordings」の主宰として数々のアーティストをプロデュースする「Yaffle」氏を迎え、ファーストアルバムにして2020年を代表する名盤が誕生した。
発売・販売元 提供資料(2020/03/23)
22歳にしてこの成熟度。何の誇張もなく〈大型新人〉と紹介できる、岡山出身のシンガー・ソングライターによる初作。ピアノの弾き語りカヴァー動画がきっかけで注目を集め、2019年は音源の発表前にもかかわらず数々のフェスに出演するなど、異例の駆け上がり方をしてきた彼。独特の色気を帯びた歌声、洗練されたコード・ワークと歌謡曲の旨味を吸収したメロディー、方言を交ぜながらもナチュラルに響く歌詞――そのどれもが一流だし、今作ではYaffleにサウンド・プロデュースを委ねることで、生音とエレクトロニクスが融合した現代的なソウル・ミュージックに結実している。AORマナーの"何なんw"、正調R&Bバラード"優しさ"、往年の安全地帯を思わせる哀愁が沁みる"風よ"ほか、名曲・名唱だらけ。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)