2019年のファーストEP『午後の反射光』リリースからおよそ一年半。
気鋭の音楽家、君島大空が待望のセカンドEP『縫層』をリリース!
収録曲は配信リリース後もロングセラーが続く"火傷に雨"や"散瞳"などライブでもおなじみの曲から、書き下ろしの新曲"傘の中の手"、"縫層"等を含んだバラエティ豊かな楽曲が並ぶ。
リードトラックであるプログレッシブなギターリフが印象的なアッパーチューン"笑止"は、君島大空合奏形態のメンバー、西田修大、新井和輝、石若駿も参加。
合奏形態のメンバー達が揃って参加し作られたのは初めてであり、新しい制作方法に手応えを感じたという意欲作。
タイトルである縫層という言葉は、内省のいつも雨が降っている場所、ひらかれた空の手前にある雲のようなもの、声や顔の塊、同音意義の包装や癒着という言葉が投影されるような、人がひとりの中で編み、勝手に育っていってしまう不安や喜びの渦を指す造語。
そこへの体や感覚の反動、というコンセプトが貫かれた作品集である。
発売・販売元 提供資料(2020/10/02)
2019年3月発表の1st EP『午後の反射光』のリリースからおよそ一年半。気鋭の音楽家・君島大空が待望の新作ミニアルバムをリリース!君島大空合奏形態のメンバー、西田修大、新井和輝、石若駿が揃って制作されたアッパーチューン「笑止」を含む協力盤が完成! (C)RS
JMD(2020/09/30)
少なからぬリスナーを瞠目させた初作以上のトライアルを繰り広げる2枚目のEP。繊細でいて力強いメロディーの筆致と、カットアップ~コラージュばりに無数の音を散りばめながらポップ・ミュージックへと収斂するアレンジの手腕が凄まじい。ライヴ・メンバーである西田修大、新井和輝、石若駿が初めて揃って制作された"笑止"のアグレッシヴな音の奔流が圧巻。"火傷に雨"のような王道の風格があるロック・ナンバーも頼もしい。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.444(2020年11月25日発行号)掲載)