フォーマット |
SHM-CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年03月10日 |
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規格品番 |
WQCP-1619 |
レーベル |
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SKU |
4943674332427 |
2021年、デビュー・アルバムから45周年を迎え、NYのトップ・スタジオ・ミュージシャンで構成された伝説の人気フュージョン・バンド、スタッフの2枚組企画コンピレーション盤フュージョン/AORアーティストリー・シリーズVol.5『NY Sweetness : Best WORKS』。
ゴードン・エドワーズ(b)、リチャード・ティー(key)、コーネル・デュプリー(g)、エリック・ゲイル(g)、スティーヴ・ガッド(ds)、クリス・パーカー(ds)からなる名グループ、スタッフがデビュー作『スタッフ!!』をリリースしたのが1976年。
2021年はそのリリースから45周年、ワーナー・ブラザーズからリリースされたグループ名義のアルバムの音源から、他アーティストへのセッション参加音源まで全32曲をタワーレコードがチョイスした究極のベスト・ワークス。
ディスク1:
グループのオリジナル・アルバム『スタッフ!!』(1976)、『モア・スタッフ』(1977)、『ライヴ・スタッフ』(1978)、『スタッフ・イット』(1979)、『イン・ニューヨーク』(1980)、『ベスト・スタッフ』(1981)からスタジオ音源とライヴ音源のベスト・セレクション。
フュージョン系の強いタワーレコードでは昔から定番アイテムとして定着しているオリジナル・アルバムより「これぞ!スタッフ!」と言えるキャッチーな楽曲をピックアップし、フュージョン全盛期のNYを象徴する熱いサウンドを振り返る。
フュージョン世代にとって一音聴けばわかる懐かしのFM番組のテーマ曲として親しんだ"いとしの貴女"や"アズ"(スティーヴィー・ワンダーのカヴァー)はマスト、加えてバンドの生の力量を伝えるえる極めつけのライヴ音源をセレクト。代表曲のひとつ"フーツ"はスタジオ音源と当時日本での熱狂的な人気の様相を伝える東京でのライヴ音源も収録。
ディスク2:
ワーナーの音源の中からタワレコ独自目線で選んだセッション音源群となり、バンドやメンバーの魅力を伝えるトラックを厳選。
各メンバーが、グローヴァー・ワシントン・Jr、カーリー・サイモン、ドナルド・フェイゲン、ダニー・ハサウェイ、アル・ジャロウ、デイヴィッド・サンボーン、渡辺貞夫らのレコーディングに参加した音源をコンパイル。中でもスティ-ヴ・ガッドがバディ・リッチのトリビュート作に参加した際の"ラヴ・フォー・セール"の名演は今では知られざる音源のひとつ。
この2枚のディスクで、グループとしてのバンド・サウンドと各メンバーのセッション・ミュージシャンとしてのプレイが存分に楽しめる。
SHM-CD仕様、音源は24BITデジタル・リマスタリング音源使用。
DISC1 STUFF WORKS
01.ジス・ワンズ・フォー・ユー
02.いとしの貴女 *FM『軽音楽をあなたに』テーマ曲
03.アズ *FM『アスペクト・イン・クロスオーバー』テーマ曲
04.フーツ
05.ハニー・コーラル・ロック
06.ハッピー・ファームス
07.サブウェイ
08.レインボウ
09.アンド・ヒア・ユー・アー
10.ウォント・サム・オブ・ジス
11.ベイビー・ベイビー・スウィート・ベイビー
12.スタッフ・イット
13.リアル・マッコイ(ヴァン・マッコイに捧ぐ) ★
14.ブラザーがのった時 ★
15.ラビット★
16.フーツ★
17.ドゥ・イット・アゲイン ★
★LIVE音源
DISC2 ANOTHER WORKS
01.コーネル・デュプリー/ハウ・ロング・ウィル・イット・ラスト(1974) *リチャード・ティー参加
02.カーリー・サイモン/ユー・ビロング・トゥ・ミー(1978) *クリス・パーカー除く全員参加
03.渡辺貞夫/ランデヴー(1984) *スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、エリック・ゲイル参加
04.グローヴァー・ワシントンJr./クリスタルの恋人たち(1980) *スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、エリック・ゲイル参加
05.ジョー・コッカー/ホワット・ユー・ディド・トゥ・ミー・ラスト・ナイト(1978) *コーネル・デュプリー、リチャード・ティー(ピアノ)参加
06.アリフ・マーディン/ストローリン(1974) *ゴードン・エドワーズ、コーネル・デュプリー、リチャード・ティー参加
07.ドナルド・フェイゲン/トランス-アイランド・スカイウェイ(1993) *クリス・パーカー参加
08.ファンク・ファクトリー/ワトゥーシ・ダンス(1975) *スティーヴ・ガッド参加
09.アル・ジャロウ/スペイン(1980) *スティーヴ・ガッド参加
10.デイヴィッド・サンボーン/愛のテーマ(1978) *スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー参加
11.ロバータ・フラック/イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ(1982) *スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、エリック・ゲイル参加
12.ダニー・ハサウェイ/貧民街(1973) *コーネル・デュプリー参加
13.ハービー・ハンコック/ウィグル・ワグル(1969) *エリック・ゲイル参加
14.バディ・リッチ・ビッグバンド/ラヴ・フォー・セール(1994) *スティーヴ・ガッド参加
15.グローヴァー・ワシントンJr./アイム・オール・ユアーズ *スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、エリック・ゲイル参加
構成数 | 2枚
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1.[SHM-CD]STUFF WORKS
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1.ジス・ワンズ・フォー・ユー
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2.いとしの貴女
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3.アズ
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4.フーツ
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5.ハニー・コーラル・ロック
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6.ハッピー・ファームス
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7.サブウェイ
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8.レインボウ
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9.アンド・ヒア・ユー・アー
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10.ウォント・サム・オブ・ジス
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11.ベイビー・ベイビー・スウィート・ベイビー
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12.スタッフ・イット
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13.リアル・マッコイ(ヴァン・マッコイに捧ぐ)
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14.ブラザーがのった時
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15.ラビット
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16.フーツ(ライヴ)
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17.ドゥ・イット・アゲイン
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2.[SHM-CD]ANOTHER WORKS
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1.ハウ・ロング・ウィル・イット・ラスト / コーネル・デュプリー
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2.ユー・ビロング・トゥ・ミー / カーリー・サイモン
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3.ランデヴー / 渡辺貞夫
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4.クリスタルの恋人たち / グローヴァー・ワシントンJr.
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5.ホワット・ユー・ディド・トゥ・ミー・ラスト・ナイト / ジョー・コッカー
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6.ストローリン / アリフ・マーディン
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7.トランス-アイランド・スカイウェイ / ドナルド・フェイゲン
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8.ワトゥーシ・ダンス / ファンク・ファクトリー
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9.スペイン / アル・ジャロウ
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10.愛のテーマ / デイヴィッド・サンボーン
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11.イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ / ロバータ・フラック
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12.貧民街 / ダニー・ハサウェイ
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13.ウィグル・ワグル / ハービー・ハンコック
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14.ラヴ・フォー・セール / バディ・リッチ・ビッグバンド
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15.アイム・オール・ユアーズ / グローヴァー・ワシントンJr.
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多分、お生まれは昭和40年くらいですね。私も似たような経験してます。その後は美術大学に入学してバンド活動に。音楽が引き金でジョン・レノンやポール・マッカートニーに憧れてました。
懐かしいロゴに、学生時代夕方のNHKFM軽音楽をあなたにのテーマ曲。1970年代は、ロック、ポピュラーなどは軽音楽でカテゴリーされていたことにびっくり。時代を感じます。関西在住のロック・ファンなら軽音楽をあなたにが終わると、18:00時からFM大阪でビート・オン・プラザが始まります。軽音楽をあなたには記憶が定かではありませんが、DJは湯川れい子、ビート・オン・プラザは田中正美でした。ホール・マッカートニーのママ・ミス・アメリカがテーマ曲でした。レコード代もなかなか学生のおこずかいでは買えないので、ひたすらFM雑誌から番組の情報を仕入れ、カセット・テープにエア・チェックしてました。スタッフのテーマ曲からフュージョンに目覚め、後の伝説的な番組、クロスオーバーイレブンで開花しました。懐かしい思い出です。
ジャズのフュージョンと言えば、スタッフを思い浮かべる世代は、恐らく私と同じ60代前後のリスナーだろう。それくらい、80年代当時の日本で、もてはやされたバンドだ。メンバーのいずれもが、名うてのスタジオ・ミュージシャンかセッション・ミュージシャンだったから無理もない。当時、私は大学の合コンで、他の女子大生たちとスタッフのライブを後楽園ホールで楽しんだ思い出がある。それほどの大人気だった。ジャズとは縁もゆかりもない女子大生がジャズを聴いてくれたことに、ひどく感激したものだ。そんな懐かしい記憶も呼び起こす彼等は、こうしたコンピレーションアルバムを聴くと、やはりレジェンドであることに、改めて気付く。その完璧なパフォーマンスは全く古さを感じさせない。本作はタワーレコードのオリジナル編集だが、その選曲には相当苦心した跡が窺え、ファンとしては嬉しい限りだ。disc1はほぼ予想された内容だが、disc2は意表をつく選曲でセンスの良さを見せている。というのも、メンバーが他のアーティストのアルバムに多数共演していることは周知な事なのに、それらの楽曲をレーベルの制約を超えて編集するという試みは、これまでなかったからだ。この点は解説の金澤氏の言う通り、特筆すべき事であろう。本作の最大の売りと言っていい。disc1はライブ音源が多数あるのが魅力だ。現在、休眠状態になっていて、すでに物故者が何人かいることも考え合わせると貴重な記録である。リチャードの温かなキーボードの音色が最大の魅力だが、ゲイルとデュプリーのギターソロ合戦も聴き逃せない。そこにゴードンの力強いベースとガットの性格無比のドラミングが絡む職人芸的な演奏は、まさに彼らだから醸し出せる極上の一体感である。
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