チャールス・ロイド、1965年NYCでの貴重なライブ音源!
180g重量盤、リマスタリング限定再プレスで登場!
1965年にNYの異なる二ヵ所で収録された貴重なライブ音源。レゾナンスレコードから180g 重量盤、限定プレスで再登場!
チャールス・ロイドは、1965年にキャノンボール・アダレイ・セクステットを退団し、3月と5月に米コロムビアへ2枚目のリーダー作『OfCourse, Of Course』を録音。そのメンバーは、ロイド、ガボール・ザボ、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスという豪華な顔触れでしたが、同年10月には同じくコロムビアへ、今度はザボ、アルバート・スティンソン、ピート・ラロカというメンバーで録音。これらのセッションは、レコーディングのために集められたメンバーによるものかと思われていましたが、この音源の発掘、登場により、実は、似たメンバーでライヴ活動も行っていたことが明らかになりました。
本作はそのメンバーでライブ活動を行っていた時期にミッドタウンにあるコンサートホール「ジャドソン・ホール」、そしてイースト・ヴィレッジにある「スラッグス」という二ヵ所の全く雰囲気の違う場所で録音された興味深い音源を収録したもの。
2014年にCDとLP が発売されましたが、Resonance Records ならではの復刻で、収録された資料からジャドソン・ホール、スラッグスの当時の雰囲気の違いが鮮やかに蘇ります。また詳しい解説や、ロイドのインタビューでは、当時を回想したコメント等も掲載。60年代半ばのジャズシーンを伝えてくれます!LPのリマスタリングはケヴィン・グレイ。
発売・販売元 提供資料(2021/05/26)
チャールズ・ロイド(ts)のキャリアの中でも過渡期として最も過小評価されている1966年の大ヒット作『フォレスト・フラワー』リリース以前の貴重な発掘音源がリリース。近年日本盤オンリーで廉価復刻されたCBS時代の1965年作『オフコース、オフコース』でも知られる、60年代チコ・ハミルトン・バンド在籍時に始まったハンガリー人ギタリスト、ガボール・ザボとのピアノレス編成での極めてレアなライブ音源2種を収録。ロン・カーター(b)&ピート・ラロカ(ds)のリズム隊で、70年代にかけて当時のシーンを支えた屈指のジャズクラブ、スラッグスでの音像が生々しい。
intoxicate (C)稲田利之
タワーレコード(vol.112(2014年10月10日発行号)掲載)