フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年06月25日 |
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規格品番 |
TMNI21006 |
レーベル |
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SKU |
4947182115664 |
※英本国における最新リマスタリング。マスタリングエンジニア:マイク・クレメンツ(Nimbus Records)
※マスターに起因するノイズや一部ドロップアウト、編集が存在します。予めご了承ください
※500本限定盤
※通常ジュエルパッケージ仕様
※日本語コメント:増田良介氏(日本語帯裏に掲載)
2018年6月に87歳で亡くなったロジェストヴェンスキーが、壮年期である55歳時にロンドン交響楽団とNimbusレーベルに収録したストラヴィンスキーの3大バレエ&3楽章の交響曲、2枚のアルバムをセット化。今年(2021年)はロジェストヴェンスキーの生誕90年&没後3年、更にストラヴィンスキー没後50年にも当たるため、通常CD盤として、リマスタリングを施した上で最新復刻を行いました。ロジェストヴェンスキーにとってこれらの曲が収録された1987年周辺は、1983年に創設されたソビエト文化相交響楽団の音楽監督に就任し、その後ショスタコーヴィチの交響曲全集やブルックナーの違稿を含む交響曲全集等を録音していた時期にあたります。元々海外でも多くの活躍をしており、組み合わせ的にも当時イギリスでは最も技術的に安定していたロンドン交響楽団とのこれらのストラヴィンスキー録音は、もっと注目されて然るべき音源でしょう。結局Nimbusレーベルへの録音はこの後2007年録音の伴奏盤で終了しますので、Nimbusへの録音はレアな音源となりました。尚、演奏はかなり独特です。明快で爆演系のロジェストヴェンスキー節を期待すると驚くと思います。テンポはかなり遅く引きずるような感じで場面が進行し、ひとつひとつ噛みしめるかのような演奏はストラヴィンスキーの土俗性を強調したかのように聴こえます。元々ロジェストヴェンスキーによるメロディアへのストラヴィンスキー録音はかなり少なく、その理由は本人のセレクトなのかメロディア自体の方針なのかは今となっては不明ですが、何かしらの特殊性もあったのかも知れません。いずれにせよユニークなアプローチのこれらの演奏は、煌びやかでスマートなストラヴィンスキー像が一般的になっている現代においては、貴重な音源と言えるでしょう。また、「火の鳥」では最も一般的な2管の1919年版ではなく、全曲の1910年版からセレクトした、全曲版と同じ4管編成の組曲版となっているのがポイントです。また、「ペトルーシュカ」でも原典版の1911年版を選んでいます。いずれもフル4管編成のため、収録には相応のコストをかけたと思われます(もっとも「春の祭典」のセッションでそのまま他の曲を収録しただけも知れませんが)。ロジェストヴェンスキーならではのこれらの演奏は大変興味深いです。
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構成数 | 2枚
エディション | Remaster
イーゴリ・ストラヴィンスキー:3大バレエ音楽集&3楽章の交響曲
<DISC1>
1. バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)からの組曲(全5曲)
2. バレエ音楽「春の祭典」
<DISC2>
3. バレエ音楽「ペトルーシュカ」 (1911年版)
4. 3楽章の交響曲
【演奏】
ロンドン交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
【録音】
1987年2月9日-10日&13日-14日、タウン・ホール(ワトフォード、イギリス)
【リマスタリング】
マイク・クレメンツ(2021年4月)
【原盤】
Nimbus Records
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1.[CD]
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2.[CD]
ストラヴィンスキーの3大バレエの録音は山ほどありますがこれは相当に風変わりな演奏です。爆音を期待すると肩すかしを食らうほど。春の祭典は全体的に遅いテンポですしペトルーシュカも同様です。火の鳥の1910年版やペトルーシュカの1911年版とあまり演奏されない地味な版を選ぶところが逆に新鮮に感じます❗ですがそこはロジェストヴィンスキーさすがです❗これまでの聴こえなかった音が聴こえて来るところなどロンドン交響楽団のレベルを痛感します。オススメです❗
ここに収録されている「火の鳥」は、1911年版組曲である。「カシチェイ一党の凶悪な踊り」で曲が閉じられる。ほかには、ブーレーズ&BBC響などの録音がある。
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