フォーマット |
CD |
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構成数 |
5 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2021年08月20日 |
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規格品番 |
9029500428 |
レーベル |
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SKU |
190295004286 |
40年以上にわたる指揮者ジョン・バルビローリのレコーディングは、格言的な暖かさと寛大さを持ったキャリア、英国音楽の変革力、そして当時の偉大なアーティストと協力した伝説的な人物の軌跡をたどりました。その中でもここに収録されたマーラーの交響曲録音は、ディスコグラフィ中のランドマークとして評価されているものです。後年の第5番や第6番での評価に先駆ける1957年録音の「第1番」。最終楽章の強烈で壮大な演奏が凄い「第6番」。名指揮者と名オーケストラが出会うとこれほどまでの凄い演奏が展開されるということを実証した「第9番」は、両者の音楽への意思が作品をさらなる高みに引き上げた、ベルリン・フィルにとって初の「マーラー:交響曲第9番」の録音。バルビローリの演奏の核心を示す彼の最後のマーラー録音となった「第5番」。ジャネット・ベイカーをソリストとした「歌曲集」は二人のマーラーの声楽作品の円熟した理解を示すものです。2020年にリリースした「バルビローリ/ワーナー録音全集」からのマーラー録音名盤CD5枚分BOXとなり、全集と同音源のオリジナル・マスターテープより、2020年24bit/192kHzリマスター音源が使用されております。
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 5枚
合計収録時間 | 06:00:24
エディション | Remaster
グスタフ:マーラー:
《CD1》
交響曲第1番ニ長調『巨人』
交響曲第6番イ短調『悲劇的』より第1楽章
《CD2》
交響曲第6番イ短調『悲劇的』より第2-4楽章
《CD3》
交響曲第5番嬰ハ短調
《CD4》
交響曲第9番ニ短調
《CD5》
1-4)『さすらう若者の歌』
5)『リュッケルト歌曲集』より「私はこの世に捨てられて」
6-10) 『亡き子をしのぶ歌』
11-15) 『リュッケルト歌曲集』
【演奏】
ジョン・バルビローリ(指揮)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:CD5)
ハレ管弦楽団(第1番/CD5:Tr1-10)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(第5,6番/CD5:Tr6-10)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(第9番)
【録音】
11-12.VI.1957 , Free Trade Hall, Manchester (第1番)
17-19.VIII.1967, Kingsway Hall, London(第6番)
16-18.VII.1969: Town Hall, Watford, Hertfordshire(第5番)
10-11, 14 & 18.I.1964, Jesus-Christuskirche, Berlin-Dahlem(第9番)
4.V .1967, No. 1 Studio, Abbey Road, London(CD5:Tr1-5)
12-13.VII .1967, No. 1 Studio, Abbey Road, London(CD5:Tr6-10)
16-18.VII.1969 , Town Hall, Watford, Hertfordshire(CD5:Tr11-15)
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1.[CD]
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1.Symphony No. 1 in D major~I. Langsam Schleppend
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2.Symphony No. 1 in D major~II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell (Landler: Scherzo)
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3.Symphony No. 1 in D major~III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
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4.Symphony No. 1 in D major~IV. Sturmischbewegt
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5.Symphony No. 6 in A minor "Tragic"~I. Allegro energico, ma non troppo
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2.[CD]
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1.Symphony No. 6 in A minor "Tragic"~II. Andante
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2.Symphony No. 6 in A minor "Tragic"~III. Scherzo (Wuchtig)
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3.Symphony No. 6 in A minor "Tragic"~IV. Finale (Allegro moderato)
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3.[CD]
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1.Symphony No. 5 in C-sharp minor~I. Trauermarsch (In gemessenem Schritt. Wie win Kondukt)
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2.Symphony No. 5 in C-sharp minor~II. Sturmisch bewegt (Mit grosster Vehemenz)
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3.Symphony No. 5 in C-sharp minor~III. Scherzo (Kraftig, nicht zu schnell)
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4.Symphony No. 5 in C-sharp minor~IV. Adagietto (Sehr langsam)
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5.Symphony No. 5 in C-sharp minor~V. Rondo - Finale (Allegro)
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4.[CD]
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5.[CD]
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カスタマーズボイス投稿日:2023/07/23歌心に溢れたマーラー!
マーラーに対するアプローチは実に様々である。苦悩する作曲家に寄り添うかのようなワルター、峻厳なクレンペラーから、憑依型のバーンスタインやテンシュテット、更には分析家タイプのブーレーズやジンマン、また最近ではピリオド奏法を取り入れたグザヴィエ=ロトなど、様々であり、それぞれに全く異なる作品像を見せてくれた。
それでバルビローリはというと、歌心溢れるアプローチである。曲の隅々にカンタービレの精神が息づいており、マーラーが歌曲を元に交響曲を書いていることを改めて思い起こさせてくれる。
確かに録音は古く、歴史的遺物と見做す気持ちも分からなくはない。が、もしこれが歴史的遺物なら、ワルターもクレンペラーもメンゲルベルクも尽く歴史的遺物になってしまうだろう。演奏を受け継いできた巨匠達への敬意を持って、価値を見出したいものである。
とはいえ、流石に1957年録音の《巨人》は音が悪い。この年代だと、DECCAはffrrを、RCAはLiving Stereoを採用し、目の覚めるような鮮烈なステレオ技術を持っていたことを考えると、当時のEMIは大きく水をあけられていたと言わざるを得ない。
勿論、一応は「ステレオ」ということにはなっているが、それはステレオと呼ぶより「疑似ステレオ」と呼ぶべきチープな音響であり、この名演の価値を大きく損ねている。他が素晴らしいだけに残念である。
《巨人》の分をマイナスして星4つ!
投稿日:2023/04/07今となっては「遺物的名演」です。80年代以降、シノーポリやシャイー、アッバード、マゼール等の超名演、美演が陸続としてリリースされている中、此れ等バルビローリのマーラーが国内で再発されていないのは、メーカーの姿勢(EMIの消滅)以上にマーケットのニーズが其れ程無いからでしょう。
投稿日:2022/07/04抒情表現が巧くマーラーの好演奏が素晴らしいバルビローリの当バジェット・ボックスは、各曲の国内盤が在庫なし(マラ9は入手可能)状態なので貴重な商品です。
9番の超名演奏を始めとした快演ばかりですが、CD5の歌曲集は、ベイカー(メゾ・ソプラノ)の輝かしい美声と深み、温かみのある高度な表現力が際立っています。
※ドイツ製、ボックス紙製20ミリ厚、CDケース紙製オリジナル・ジャケ写真(裏面に曲データ)、ライナーノーツ(英仏独語の表記)付。
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